自腹で10万ドル支払って終電延長!
【輝けるセレブたち】夏といえば、ライブやフェスなどのイベントごとが多い時期。各ミュージシャンが最高のパフォーマンスを披露していますが、そのなかでも驚きの“神対応”を見せたと話題になっているのが世界の歌姫ビヨンセです。
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現在、アメリカでワールドツアーを実施しているビヨンセですが、8月6日夜(現地時間)にワシントンD.C.でコンサートを開催した際、悪天候により開演時刻が2時間遅れてしまうという予想外の事態が発生。一時は屋内退避命令が出されるほど、ひどい雷雨に見合われてしまったといいます。
その後、22時頃から無事にコンサートは始まったそうですが、そうなると電車で来場したファンたちの懸念事項は、終電に乗れるかどうか。人によっては、最後までコンサートを見ることができない可能性もありましたが、そこで立ち上がったのはファン想いで知られるビヨンセです。なんと、自腹で10万ドル(約1400万円)を支払うことで、終電の時間を延長するという措置を取りました。
それによって、乗客たちは98駅すべての改札口から下車することが可能になったのだとか。開演前にワシントン首都圏交通局が発表を行ったため、多くのファンが心置きなく最後までコンサートを満喫できたそうです。
ピザと水の手配り、ギフトカード配布も!
こういった対応は初めてではなく、過去にもさまざまなファンサービスで世間を驚かせているビヨンセ。自身の体調不良が原因でコンサートを中断したときには列を作って待っていたファンに200枚のピザと水を手配したり、クリスマス近くにアルバム発売をした際にはスーパーマーケットに出没して50ドルのギフトカードを買い物客にホリデーギフトとして750枚配ったりしたこともあるほどです。
太っ腹でかっこいいのはもちろんですが、お金以上にファンに対して惜しみなく注がれる愛情深さに世界中の人々が魅了されるのもうなずけます。これからもエンターテイナーとしてだけでなく、人としても数々の“ビヨンセ伝説”で私たちを楽しませてくれるはずです。(文:志村昌美/ライター)
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