2017年第91回キネマ旬報ベスト・テンが決定し、日本映画第1位に石井裕也監督の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、外国映画第1位にケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』、文化映画第1位に伏原健之監督の『人生フルーツ』が輝き、主演女優賞を蒼井優、主演男優賞を菅田将暉が受賞したことが発表された。
・『この世界の片隅に』キネ旬ベスト・テン第1位!『トトロ』に並ぶ快挙
キネマ旬報は1919年に創刊し、現在まで続いている世界一の歴史を誇る映画雑誌。最初にキネマ旬報ベスト・テンが行われたのは1924年度で、当初は編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)のみだった。が、1926年、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門にわけたベスト・テンに変わった。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、今回発表となった2017年度ベスト・テンで91回を数える。
ベスト・テンおよび各個人賞の詳細については2月5日発売の「キネマ旬報 2018年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号」に掲載されるという。
日本映画並びに外国映画のベスト・テンは以下の通り
【2017年 第91回日本映画ベスト・テン】
■1位:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
■2位:花筐/HANAGATAMI
■3位:あゝ、荒野
■4位:幼な子われらに生まれ
■5位:散歩する侵略者
■6位:バンコクナイツ
■7位:彼女の人生は間違いじゃない
■8位:三度目の殺人
■9位:彼女がその名を知らない鳥たち
■10位:彼らが本気で編むときは
(次点:ビジランテ)
【2017年 第91回外国映画ベスト・テン】
■1位:わたしは、ダニエル・ブレイク
■2位:パターソン
■3位:マンチェスター・バイ・ザ・シー
■4位:ダンケルク
■5位:立ち去った女
■6位:沈黙‐サイレンス‐
■7位:希望のかなた
■8位:ドリーム
■9位:ムーンライト
■10位:ラ・ラ・ランド
(次点:残像)
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