映画『パディントン2』ジャパンプレミア&舞台挨拶が1月16日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、ヒュー・グラント、ヒュー・ボネヴィル、日本語吹き替えをつとめた斎藤工、三戸なつめが出席した。
・『パディントン2』ジャパンプレミア&舞台挨拶、その他の写真
本作は、世界40ヵ国を超える国と地域で翻訳されているマイケル・ボンドの児童文学「パディントン」シリーズを実写映画化した第2弾。ペルーの密林からロンドンにやってきたクマのパディントンが、素敵な仲間に囲まれて楽しい生活を送る中、ロンドンに送り出してくれたルーシーおばさんの100歳の誕生日のプレゼントのために見つけた絵本がきっかけで大事件に巻き込まれてしまう姿を描く。
レッドカーペットに登場したグラントやボネヴィル、斎藤は、詰め掛けたファンの声援に笑顔を振りまくと、「ヒュー」「斎藤さん」という熱狂的な声に気軽に応じ、写真撮影やサインなどのファンサービスを行った。
舞台挨拶では、グラントが「例外的な作品はあると思いますが、長年僕が出演している作品を応援してくれて感謝します」と笑顔を見せると「出演する前は思っていませんでしたが、こうして作品が出来上がると、今まで僕が出演した作品の中ではベストだと感じています。不思議なほど傑作になりました」と胸を張る。
本作でグラントが演じたフェニックス・ブキャナンは、以前は人気を博していたが、今は落ちぶれてしまった俳優という役。実はポール・キング監督がグラントを宛て書きしたという報道がなされていたが「脚本と一緒に監督から手紙をもらったのですが、そこにはかつて有名だったけれど、落ちぶれてしまった自己愛に溢れる人物という役は君にぴったりではないか……と書かれていたのです。それを読んだときは、さすがに傷ついたよ」と事実であることを明かした。
そんな斎藤の問いかけにグラントは「年を重ねて醜くなれば、やりがいのある役が舞い込んでくるものです」とアドバイスを送っていた。
『パディントン2』は1月19日より全国公開となる。
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