なにわ男子・藤原丈一郎、二宮和也のイタズラに嵌められたことを告白「靴を履いて帰ろうとしたら…」『アナログ』完成披露舞台挨拶
藤原丈一郎「二宮君を見たらニヤニヤしながら『おつかれ』と言っていた」
二宮和也が主演を務め、ビートたけしによる初の恋愛小説を原作にした『アナログ』の完成披露試写会が実施され、二宮、ヒロイン・波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎(なにわ男子)、板谷由夏、そしてタカハタ秀太監督が参加した。
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手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナー・水島悟を演じた二宮。波瑠演じるみゆきと“毎週木曜日に会う約束をする”ストーリーにちなんで「毎週習慣にしていること」を聞かれると、「僕はYouTubeに水曜と日曜に動画を上げているので、月曜日と金曜日がデッドラインだと思っています。決まったお仕事がなかったので、結果的にそのスケジュールで曜日を計るというか、毎週のリズムになりました」と答えた。
携帯を持たない謎めいた女性みゆきを演じた波瑠は、同じ質問に対して「自宅で小さな植物を育てていて、最近では伸びてきたツルを水コケに浸して根っこを生えさせることに挑戦しています。その根っこの状態を見るために1週間を計るという習慣になっている」と話すと、すかさず二宮は「アナログですね~!」と平和なエピソードにほっこりしていた。
悟の小学生以来の友人・高木淳一を演じた桐谷は昼寝が習慣といい、可愛らしく「フワフワお昼寝」と命名。おなじく悟の小学生以来の友人・山下良雄を演じた浜野は「毎朝5時に起きて子どもの弁当を作ることが習慣」とすっかりパパの顔。
悟の大阪支社の後輩・島田紘也を演じた藤原はスライダー、シュート、チェンジアップと名付けた小さなフグを飼育しているそうで、「毎週日曜日は水槽を洗う」と明かした。藤原が先日の『24時間テレビ』のパーソナリティをなにわ男子で務めていたことから、二宮は「昨日は?」と聞くと、藤原は「24時間喋っていたら疲れたので…昨日は休みました」と報告した。
みゆき(波瑠)の姉・香津美役の板谷は、体力作りのために縄跳びを始めたという。「1日トータルで40分くらい飛ぶので、日常も飛んでいるような気分になります」と照れ笑い。タカハタ監督は「好きなラジオ番組をオンタイムで聴いています」と話した。
印象的な撮影エピソードの話題になると、二宮は「広尾の普段使っているような道で撮影したのが印象的だった。東京だと撮影ができないというケースがあって郊外での撮影に出ていたので、東京でも撮れるのかと驚いた」と新鮮な面持ち。波瑠も「広尾の住宅街の中に、こんなに素敵なカフェがあることにびっくりしました。見慣れた景色過ぎて不思議でした」と都内ロケが思い出深い様子だった。
事務所の先輩である二宮と初共演した藤原は、「二宮君は後輩と沢山共演経験があるので、距離の詰め方が上手い。撮影後にもわざわざ『今日もありがとう。明日もよろしく』と挨拶しに来てくれて優しかった」と人柄をリスペクト。
しかし、その優しさはどうやら見せかけのようで…。藤原は「靴を履いて帰ろうとしたら、両足の靴紐が一つに結ばれていた。二宮君はそれを見るために挨拶に来た。パッと二宮君のことを見たらニヤニヤしながら『おつかれ』と言っていた」と二宮のイタズラに嵌められたと訴えた。
しかし、この現場を見ていたのは藤原と二宮だけ。ゆえに藤原が「絶対に二宮君の仕業!」と声を大にしても、当の二宮は「そんなことするわけないよぉ。俺じゃないよぉ。やってないのに怖いよぉ」と余裕の表情でのらりくらり。
結果的に藤原は桐谷からも「自分でやっているのに忘れたんじゃないの? 普通は靴を履く前に気づくはず」といじられる始末で、最後は藤原が「わかりました。先輩が言うのであれば僕のミスです。自分で両方の靴紐を結んだのかもしれない。…僕には味方がいない」などとションボリして、場内爆笑となった。
最後に主演の二宮は「この映画は10月6日という季節感が重要で、肌寒くなってきた時期にじんわりと温めてくれるというか、そんなテイストがずっと続く心地のいい映画になっています。ちょっとだけ温めてくれる映画の性質をたくさんの皆さんに味わっていただきたいです」とアピールしていた。
『アナログ』は10月6日より全国公開。
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