2018年に注目を集めそうな若手ハリウッド俳優は誰か。男女3人ずつをピックアップした。
男優1人目はタイ・シェリダン(21歳)。スティーブン・スピルバーグ監督のSF映画『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)の主演に抜てきされた。2011年、テレンス・マリック監督『ツリー・オブ・ライフ』でデビュー。『X-MEN:アポカリプス』では、人気キャラのサイクロプス/スコット役を演じており、今年公開予定の『X-MEN:ダーク・フェニックス』(原題)にも出演する。
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2人目はエズラ・ミラー(25歳)。シリーズ2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(11月公開)で再び少年クリーデンスを演じる。『少年は残酷な弓を射る』(11年)の演技が高く評価された。『ジャスティス・リーグ』(17年)ではフラッシュを演じ、同作のPRで来日した効果もあり人気急上昇中だ。
3人目はオールデン・エアエンライク(28歳)。『スター・ウォーズ』の若き日のハン・ソロを描くスピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)で主演に抜擢された。ハリソン・フォードの若い日を演じるだけに、未来のスターとして期待は高い。2009年、フランシス・コッポラ監督『テトロ 過去を殺した男』でデビュー。コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』(16年)で脚光を浴びた。
女優1人目はヘイリー・スタインフェルド(21歳)。『トランスフォーマー』のスピンオフ映画『バンブルビー』(冬公開)に主演する。『エンダーのゲーム』(13年)、『ピッチ・パーフェクト2』(15年)などに出演。子役として活動した後、『トゥルー・グリット』(10年)で長編映画デビューし、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
2人目はシアーシャ・ローナン(22歳)。主演作『レディ・バード』(6月公開)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。『つぐない』(07年)で13歳という若さで助演女優賞にノミネート。『ブルックリン』(15年)で主演女優賞候補となった。若手女優ナンバーワンの演技派といえる。
相良智弘(さがら・ともひろ)
日経BP社、カルチュア・コンビニエンス・クラブを経て、1997年の創刊時より「日経エンタテインメント!」の映画担当に。2010年からフリー。
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