玉森裕太が声優つとめた『マイ・エレメント』が1位に! 8月ランキングはアニメが上位【興収レポート】
2位は『クレヨンしんちゃん』初の3DCGアニメ
【興収レポート】8月公開作1位は『マイ・エレメント』。ピクサー・アニメーションの新作で、火、水、土、風といったエレメント(元素)の世界を舞台に描く。日本語吹き替え版では火の女の子エンバーを川口春奈、水の青年ウェイドを玉森裕太が担当。2人は公開日翌日の8月5日に実施された公開記念舞台挨拶や、15日の公開御礼舞台挨拶に出席してPRに務めた。8月27日時点の興収は20.9億円。昨年夏公開のピクサー作品『バズ・ライトイヤー』(12.2億円)を上回る大ヒットとなった。
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2位は『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』。シリーズ初となる3DCGアニメーション作品で、『STAND BY MEドラえもん』などのCGアニメーションを手掛けた映像制作プロダクションの白組が3DCGを手がけ、映画『バクマン。』などの大根仁監督がアニメーション作品の監督に初挑戦した。
不思議な光を浴びエスパーになったしんのすけが、暗黒のエスパー・非理谷充と激しいバトルを繰り広げる。非理谷の声を松坂桃李が担当したほか、お笑いコンビ「空気階段」の水田かたまり&鈴木もぐら、『鬼滅の刃』の禰豆子役で知られる人気声優の鬼頭明里がゲスト出演した。8月27日時点の興収は20億円。昨年公開の『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(20.4億円)とほぼ同じ興行成績を収めている。
3位は『トランスフォーマー/ビースト覚醒』。変形能力を持つロボット生命体=トランスフォーマー同士の戦いを描くシリーズ新作。マイケル・ベイに代わってスティーブン・ケイプル・Jr.が新たに監督し、テレビアニメシリーズ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』(97~98年)のキャラクター、動物の姿をしたビースト戦士(マクシマルズ)が登場し、新たな物語が幕を開ける。
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8月27日時点の興収は11.9億円。シリーズ5作目『最後の騎士王』(17.5億円)の興収を下回っているものの、スピンオフ作品『バンブルビー』(10億円未満)を上回った。
なお、8月25日から公開された『MEG ザ・モンスターズ2』は27日までの3日間で興収4.3億円をあげる好スタートを切っている。(文:相良智弘/フリーライター)
[2023年8月公開作ランキング]
1位『マイ・エレメント』20.9億円
2位『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』20億円
3位『トランスフォーマー/ビースト覚醒』11.9億円
(ムビコレ調べ。8月27日時点)
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