バイきんぐ・小峠英二、シーナ&ロケッツ鮎川誠の訃報を聞き「信じられなかった」…当時の衝撃振り返る

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『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』
(C)RKB毎日放送/TBSテレビ
『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』
『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』

LiLiCo、佐々木俊尚ら出演するオンライン生配信番組の配信も決定

2023年1月29日に74歳でこの世を去った鮎川誠。1978年に“シーナ&ロケッツ”を結成して以来、最期まで現役のロックミュージシャンとしてステージに立ち続けた彼の素顔に迫ったドキュメンタリー映画『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』より、バイきんぐ・小峠英二のインタビュー映像を紹介する。

・鮎川誠のロックな生き方とは? 『シーナ&ロケッツ』ドキュメンタリー

本作は、日本のロックシーンに大きな足跡を残したバンド、シーナ&ロケッツのギタリストとして休みなく走り続け、最期までステージに立つことにこだわった鮎川誠の生涯に迫るドキュメンタリー映画。揺るぎないロック哲学とロック教養を持った鮎川は、最高のロックギタリストであると同時に、妻と3人の娘たちと過ごす時間を何より大切にする優しい家庭人でもあった。

「生活とロックはイコールという世界に、シーナが引き込んでくれた」と話す鮎川。だが、2015年2月14日に妻でバンドのヴォーカルのシーナが死去。シーナ&ロケッツはそこで止まるかとメンバーさえも思ったが、鮎川はバンドの動きを止めなかった。

3人になったシーナ&ロケッツは、以前にも増して精力的にライブ活動を行ない、やがてシーナの意志を引き継いでLUCY MIRRORこと末娘の知慧子がヴォーカルで正式加入すると、さらに活性化。2022年に結成45周年を迎え、鮎川はまだまだ走り続けると誰もが思っていたのだが……。

2023年3月に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭に於いて上映された『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』をもとに、所縁の人物へのインタビューやプライベート映像、貴重な音源などを加え再編集した内容となっている本作。本篇では、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)や浅井健一、大江慎也、友部正人らがインタビューに答えているのに加え、バンドのファンでもあった俳優の松重豊がナレーションを務めている。笑顔でロックを続けた日本で最も愛されたロックンロール・ギタリストの素顔と、最後までステージに立ち続けたいという情熱、そして生涯見続けた夢とは?

今回紹介するのは、鮎川と同郷の福岡県出身で、ロック好き芸人として知られるお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二が、シーナ&ロケッツや鮎川、そして本作について語ったインタビュー映像。シーナ&ロケッツとの出会いから、小峠も参戦したという鮎川のラストライブ、そして衝撃を受けたという鮎川の訃報を知ったときの様子などが語られている。

小峠は「ギター弾いてるときはロックスターで、鬼気迫る感じとかもあるんですけど、MCになるとスゴく人の温かみが出るというか、人間味が出る」と鮎川の魅力について語る。さらに「MCのときの優しさ・人間味っていうのが、普段から家族を大事にして家族と過ごしてっていう、そこから出てくるものなんだろうなって思いましたね」と、本作を見てその理由がわかったと明かした。

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』

そして最後に「本当にシーナ&ロケッツというのはいいバンドだったんだなっていうのを感じられる映画だと思いますので、是非皆さんご覧ください」と映画をアピールした。

また、本作の公開記念としてTBSドキュメンタリー映画祭2023アンバサダーのLiLiCoや、ジャーナリストの佐々木俊尚、映画プレゼンターの赤ペン瀧川が出演するオンライン生配信番組の配信が決定。9月8日20時より、あらためて作品の見どころ、魅力をたっぷりと語る。劇中シーン、ナレーションを務めた松重豊、親交の深い甲本ヒロトらのインタビュー、また舞台挨拶の模様や寺井到監督のスペシャルコメントなど、ファン必見の映像も一挙公開される。
配信先:共感シアター公式YouTubeチャンネル(https://bals.space/theater/386/)

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』は全国公開中。

・[動画]『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』バイきんぐ・小峠英二のインタビュー映像