“絶対に映ってはいけないもの”が映された殺人ビデオ、これはフィクション?それとも…『トンソン荘事件の記録』予告映像
#ソ・ヒョヌ#チョ・ミンギョン#トンソン荘事件の記録#ホラー#ユン・ジュンヒョン#韓国映画
検察庁が封印したビデオに映っていたのは、殺人の一部始終を収めた映像
韓国検察庁の地下室に保管されていた記録映画。門外不出の禁断映像が、ついに公開される──。映画『トンソン荘事件の記録』より、予告映像とポスタービジュアルを紹介する。
・猟奇殺人事件の調査を記録した禁断映像に震撼…そこに映った“あるもの”とは?『トンソン荘事件の記録』公開決定
2019年、寺に放置された車から映像素材が見つかる。それは、1992年に起きた殺人事件を追った記録だった。映像は検察が押収したが、制作会社が訴訟を起こし取り戻す。この映画は、その映像を編集し完成させたものである。
フィクションなのか、それとも事実なのか。虚実が入り交じったフェイクドキュメンタリー手法とホラージャンルは相性が良く、見る者を魅了し恐怖に陥れて来た。また、近年のアジア・ホラー映画の躍進では、「台湾史上最も恐い映画」と言われた『呪詛』(22年)や、韓国・タイ合作『女神の継承』(21年)等、フェイクドキュメンタリーが原動力となっている。
本作は、取材班が殺人事件の一部始終を収めたビデオに映った“あるもの”を追い、調査する過程をフェイクドキュメンタリーで描く。そのリアルな恐怖と予測不能な展開が話題を呼び、韓国での劇場公開時には、ハリウッド作品が並ぶ中で初登場5位にランクイン。スマッシュヒットを記録した。
今回紹介するのは、おぞましい予告映像。“ある理由”で韓国の検察庁が封印したビデオを再生してみると、「トンソン荘事件」の犯人が自らの殺人の一部始終を収めた映像が流れる。取材班はその映像にいるはずのない何かが映っていることに気づき、調査を始める。そして、一家3人惨殺事件にたどり着く。
しかし、真実に迫れば迫るほど、そのおぞましい“何か”の存在感が増していき、取材班の女性が取り憑かれるなど、事態は最悪の状況へ。最後は「“絶対に映ってはいけないもの”とは——」との文字で締めくくられ、ゾクゾクが止まらない予告映像となっている。
併せて紹介するポスタービジュアルは、血の手形が床に大量に残る一室を照らし出したデザイン。シンプルながらも、暗闇の先に禍々しい何かの存在を感じずにはいられない不気味なビジュアルに仕上がっている。
『トンソン荘事件の記録』は10月27日より全国公開。
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