映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』初日舞台挨拶が3月3日に新宿バルト9で行なわれ、W主演をつとめた黒島結菜&小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、川栄李奈、市川知宏、谷村美月、篠原哲雄監督が登壇した。
・『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』初日舞台挨拶、その他の写真
本作は、累計120万部を突破したいくえみ綾の人気少女コミックを、映画『花戦さ』や『はつ恋』の篠原哲雄監督が実写映画化。東京の女子高でハブにされて、逃げるように札幌に引っ越してきた住友糸真(すみとも・しま/黒島)が、転校初日に出会った舘林弦(たてばやし・げん/小瀧)や桜井和央(さくらい・わお/高杉)、国重晴歌(くにしげ・はるか/川栄)らと友情や恋愛を育んでいく姿を描いた青春ラブストーリー。
「プリンシパル」が主役という意味を含むことから、自身が主役と思う瞬間を問われた登壇者たち。黒島が「味噌汁を作ることにはまっているのですが、すごくおいしく出来上がったとき『誰にも真似できない主役の味だ』と思います」とやや不思議な回答をすると、小瀧は「僕は実家に帰ると大人気なんです」と胸を張る。続けて「姉ちゃんなどは、仕事から帰ってきて僕を見ると抱きついてくるんです。放置しますけれどね」と人気ぶりを明かすと、客席は大歓声に包まれた。
また小瀧は、約1年前に撮影された作品が、ようやく公開を迎えたことについて「本当にこの日がくるまでドキドキワクワクしていたので、共演者のみなさんと一緒にこの場に立てて、今まで感じたことがないような爽快感と達成感があります。解き放たれた感じです」と独特の表現で感想を述べる。
キラキラ女子・晴歌を演じた川栄は、自身の高校生時代を振り返り「私は学生時代を楽しめていなかったので、この作品でみなさんと青春を過ごせたようで本当に楽しかったです」と懐かしそうに語ると、小瀧も「みんなで行ったキャンプのシーンは青春を凝縮した感じですごくよかった」と共感していた。
満員の客席を見つめた小瀧は「素晴らしい映画をみなさんに届けられて嬉しい。本当に幸せです。この作品を日本中、いや世界中に届けたいです」と作品の広がりを期待していた。
(text&photo:磯部正和)
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