主張するシースルートップス、今風グランジメイクなど、クールに発信するローレン・ソヨン

#アジアンビューティー#ファッション#メイク#ローレン・ソヨン

ローレン・ソヨン
ローレン・ソヨンのinstagramより(@laurensoyung)
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【アジアンビューティー】このコラムでは、元ヘアメイクの美容ライターがファッションアイコンやインフルエンサーとして魅力的なアジアンビューティーをピックアップ。インスタグラムから彼女たちの気になるファッションフォトやビューティーフォトをセレクトしてご紹介します。

今回取り上げたのは、様々なソーシャルメディアでクールなスタイルを発信している韓国系アメリカ人のローレン・ソヨン。TikTokでは26万人越え、インスタグラムでは11万人越えのフォロワーを持つファッションアイコンです。

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グランジメイクの2023年版再解釈が新鮮

90年代に音楽とファッションの両フィールドを席巻したグランジブーム。こちらのショットでは、ここ最近人気がジワジワ再燃しているグランジメイクを2023年風にアップデートして焼き直し。グランジメイクの代名詞といえば目周りをダークな色で囲むスモーキーアイですが、ダークな色味一辺倒ではなく偏光パールで大胆にハイライトを入れてアレンジ。グロスたっぷりで仕上げた透明感のあるツヤリップも、抜け感重視の今の空気にシンクロしています。

ローレン・ソヨンのinstagramより(@laurensoyung)
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リアルタイムのグランジメイクがどハマりしていたケイト・モスやクリステン・マクメナミーといった個性派モデル達も今はすっかり大人になりましたが、まだまだ第一線で活躍中。

大胆カッティングのシアーレギンスでフューチャリスティックに

近未来の女性戦士のようなクールでセクシーな黒の装い。色味を感じさせないジェンダーレスなメイクとセンターパートの黒髪が、クールなスタイルをさらに引き立てます。大胆なカッティングのシアーレギンスは、彫刻的なデザインを得意とするMUGLER(ミュグレー)のもの。創始者のティエリー・ミュグレー亡き後も、そのデザイン哲学は現在のアーティスティックディレクターであるケイシー・カドワラダーにしっかりと受け継がれている様子。ミュグレーといえば、今年の5月に発表されたH&Mとのコラボレーレーション「ミュグレー H&M(Mugler H&M)」が記憶に新しい所。そのコレクションでも、こちらのローレンのルックに良く似たアイテムが多数見受けられました。

ローレン・ソヨンのinstagramより(@laurensoyung)
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シースルートップスの文字に込められたメッセージとは?

まるで素肌に文字が書かれたようなシースルーのトップスと黒のタイトミニでセクシーに。トップスに書かれた英字プリントは、単なる装飾ではなくレディー・ガガのヒット曲「Born This Way」のリリック。「生まれたままのありのままの自分でいい」というセルフラブをテーマにした強いメッセージが込められており、コンプレックスに悩む全ての人たちに向けた応援ソングのような楽曲。ローレンはひとこと「Born This Way」というコメントを付したのみで多くを語らず、ファッションを通じて「自分らしくある事」の大切さを発信しているように見えます。透明感あふれるナチュラルメイクのあどけない表情も可愛い。

ローレン・ソヨンのinstagramより(@laurensoyung)
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ローレンの活躍の場は、ソーシャルメディアだけにとどまりません。モデルとして雑誌に登場したり、自身のアパレルブランドを立ち上げた実業家としての顔も持っていたりと、もはや明確な1つの肩書でカテゴライズするのが不可能なマルチプレイヤーと言えそう。(文:羽野ハノン/ライター)