篠原涼子が主演でシングルマザー役。反抗期の娘役に芳根京子が扮し、ブログから誕生した同名ベストセラーエッセイが、『今日も嫌がらせ弁当』として映画化されることがわかった。
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本作は、八丈島に住むシングルマザーのかおりが、高校生の娘・双葉に仕掛けたお弁当をめぐる母娘バトルの実話エッセイを映画化。娘の反抗期がはじまり、生意気な態度や無視を繰り返す娘に対し“仕返し”をするべく、母親が選んだ武器は、なんとお弁当! 娘の高校入学から卒業までの3年間にわたる母娘バトルが描かれていく。
原作は、Amebaブログ「デイリー総合ランキング」1位に輝いた「ttkkの嫌がらせのためだけのお弁当ブログ」。その後、特に反響の大きかったお弁当と日記を抜粋して書籍化されたエッセイ「今日も嫌がらせ弁当」(三才ブックス刊)は発行部数シリーズ累計20万部を突破する大ヒットに。本作は、そのエッセイをベースに、映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。
篠原が演じるのは、八丈島に住むシングルマザーの持丸かおり役。『アンフェア』シリーズなど、スタイリッシュなイメージが多かった彼女が、そのイメージを一新し、娘の反抗期にお弁当で立ち向かう、日本を爆笑と涙で包み込む新たな母親像に挑戦する。
芳根が扮するのは、反抗期の高校生の娘・双葉役。篠原との共演は、2013年、16歳の女優デビューの際に注目を集めたテレビドラマ『ラスト・シンデレラ』以来2度目となる。監督・脚本を、映画『僕たちと駐在さんの700日戦争』『レオン』などを手がけ、登場人物をユーモラスに生き生きと描くことに定評のある塚本連平がつとめる。
娘役を演じる芳根は「篠原涼子さんとは、私が初めて出演させて頂いた連続ドラマ『ラスト・シンデレラ』ぶりに共演させてもらいます。あの時はまだ右も左もわからない状況で、付いて行くのに必死でしたが、あれから5年の間にいろんな経験をさせてもらいました。今の全力をぶつけたいです。しかも篠原さんの娘役。しかも『母娘バトル』がテーマの映画なんて、ぶつけ甲斐があるにもほどがあります(笑)。『あの時、お母さんとケンカしたなぁ〜』と懐かしく思う人にも、今まさにバトル中の人にもどこか共感してもらえる映画になると思います。ぜひ楽しみにしてて下さい!」と述べている。
『今日も嫌がらせ弁当』は3月下旬から八丈島を中心にクランクインとなる。
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