スキージャンプの高梨沙羅選手が3月29日、東京・六本木ヒルズで開催された「セブンカフェpresents 高梨沙羅写真展カフェ『SARA’S PROGRESS』開催イベント」に出席。サプライズ演出に大照れの様子を見せながら歓喜した。
写真展カフェ「SARA’S PROGRESS」(3月29日〜4月4日/六本木ヒルズ内の「ヒルズカフェ/スペース」にてオープン)では、選手として、1人の女性としての幼少時代から今に至るまでの高梨選手の軌跡を、秘蔵の写真とともに展示。高梨選手がスキージャンプの際に見ている景色をVRで体験できるコーナーも設置され、さらにはリニューアルしたセブンカフェのコーヒーを無料で楽しむことができる。
高梨選手は平昌冬季オリンピックのノルディックスキー・ジャンプ女子で銅メダルを獲得し、3月25日にはドイツで行われたノルディックスキーのワールドカップで見事優勝。男女を通じてW杯歴代最多となる通算55勝目をあげ、同記録はギネス世界記録に認定された。
ドイツから帰国したばかりの高梨選手はこの日、カフェ店員姿で登場。自身の写真展の感想として「恥ずかしい気持ちもありますが、小さい頃からの私を振り返ることができたのですごく楽しかったです」と声を弾ませ、「セブンカフェの美味しいコーヒーを飲みながら、私の小さい頃からの写真を撮っていただいていますので、その写真を見てもらい、スキージャンプの体験もできるので、ぜひ、多くの方にジャンプ競技というものを知っていただけたら嬉しいなと思います」とメッセージを送った。
また、カフェ店員の衣装にちなんで「やってみたい仕事は?」と問われると、実家がセブンイレブンを経営していることを明かし「カフェの店員さんもやってみたいと思っていたのですが、コンビニでは普通にレジ打ちも実家ではやらせてもらいたいと思っています」と実家の手伝いに意欲をみせた。
イベントでは、サプライズとして高梨選手の写真がプリントされた特大の“55勝のお祝いケーキ”がプレゼントされた。高梨選手は「わあぁ、すごい!」と驚きの声をあげながら、「自分の写真がこんなに大きくケーキになって、ちょっと恥ずかしいですが、すごく嬉しいです」と満面の笑み。そのままフォトセッションタイムとなり、カメラマンからのリクエストに笑顔で応えていた。
「もっと大人らしくなりたいなと思いますので、少しでも色々なことを学んで、大人として、自分の行動だったり、言動に責任を持てる人になりたいなと思います」と今後の抱負を語っていた高梨選手。「大人」については「自分をしっかり持っていて、まわりが見えている人かなと思います」と自身が持つイメージを言葉にした。
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