昨年12月29日に封切られ、現在も日本各地でロングラン上映を続けているインド映画『バーフバリ 王の凱旋』。絶叫上映イベントのチケットは毎回即時完売するなど、熱狂的なファンを抱えるこの作品の“オリジナル完全版”が日本でも上映されることがわかった。
『バーフバリ 王の凱旋』は、2016年にインド映画史上歴代最高の興行収入を達成した『バーフバリ 伝説誕生』の続編。前作『バーフバリ 伝説誕生』は、自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知った主人公のシヴドゥが、父の家臣から、ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされ、自らバーフバリと名乗り、立ち上がっていく様が描かれていた。
完結編となる『バーフバリ 王の凱旋』は、シヴドゥの父であるバーフバリはなぜ殺されたのか? そして母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか? といった謎が明かされつつ、主人公のシヴドゥがマヘンドラ・バーフバリとして、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑んでいく姿が描かれていく。
そうした中、多くのファンが現在上映中の141分インターナショナル版を絶賛しつつも、本国インドで公開された「オリジナル完全版も見たい」という声が日増しに高まっていったことで、『バーフバリ 王の凱旋』≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫の日本公開が決定した。上映時間は167分に及ぶという(ネット上で散見される171分説はインド国内審査前のデータをもとにしたもので実在しない)。
『バーフバリ 王の凱旋 完全版』は6月1日より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開となる。
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