是枝裕和監督最新作となる『万引き家族』の完成披露舞台挨拶が4月25日にTOHOシネマズ 日比谷で行われ、是枝監督をはじめ、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の城桧吏(じょう・かいり)と佐々木みゆが登壇した。
本作は、東京の下町で質素に暮らす一見ありふれた家族が、実は生計を立てるため、家族ぐるみで軽犯罪を重ねていたというストーリー。この日は、本作が第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決まってから、初の劇中家族が揃う場となった。
リリーは「やっと初めてみなさんに見てもらえる日になりました。是枝さんがまた、すごいものを作ったので、ぜひ、この後、お楽しみください」と挨拶。是枝監督はカンヌ映画祭コンペ部門への出品が決まったことについて「とても素晴らしい流れになっていると思うんですけど、今はみんなバタバタと『飛行機どうすんだ?』みたいな話で、まだ喜び合う手前で止まっています」とコメント。
またリリーは「今日(の上映)は『万引き家族』ですけど、この間、樹木さんと取材を受けていたときに樹木さんに『あんたの今着ている服ちょうだい』って言われて。『追い剥ぎ家族』をされました」と衝撃発言。そのときの服が、この日、樹木が着ている服だそうで、「その場で取られたんですよ」と嘆くリリーに、樹木は「あまり高そうじゃないし。舞台挨拶に着ていくのに何かないかなと思っていたら、それちょうどいいやと思って」と話し、「前に私があげたものがあったので、ちょうどいいんですよ」と自身の正当性を主張していた。
『万引き家族』は6月8日より全国公開となる。
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