映画『ラプラスの魔女』の公開記念舞台挨拶が5月4日にTOHOシネマズ 日比谷で行われ、櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、玉木宏、高嶋政伸、三池崇史監督が出席。櫻井が電車移動しているエピソードを明かし、会場を沸かせた。
本作は東野圭吾の同名小説をもとに、三池監督がメガホンをとったミステリー映画。離れた場所で起きた奇妙な2つの死亡事件をめぐり、捜査協力を依頼された大学教授の青江(櫻井)が謎に挑む様を描く。
櫻井にとって『神様のカルテ2』(14年)以来、約4年ぶりの単独映画主演作。公開を迎え櫻井は「映画ってすごいと思いました。色々な形で作品のことを伝えるというのは大きなプロジェクトだと改めて感じています。こうしてみなさまに見ていただける日を迎えられて嬉しく思っています」と晴れやかな笑みで語り、「たくさんの人に見てもらいたいので、前売り券を150枚くらい買って50〜60人に配りました。人に渡すのに1枚というわけにもいかないじゃないですか」と思い入れたっぷりに語った。
共演者からは櫻井の思わぬ口癖や人柄の良さが語られ、ヒロインを演じた広瀬が「よく『なんつって』と言うんですよ。1つのお話の最中に5回くらい出てくるので、それが気になって仕方がなかったです」と指摘すると、櫻井は「それ初めて指摘されました」と自身でも驚き。
また、「最近感じたありえない体験」を紹介するコーナーでは、そんな櫻井の“普通”なエピソードに客席からどよめきが起きる場面も。櫻井は今朝逗子から戻ってきたばかりといい、「寝過ごしちゃって。品川駅で降りようとしたんですけど、起きたら品川が遠ざかって『マジか〜』と久々に寝過ごしてしまいました」と紹介。
客席からは“寝過ごし”よりもむしろ電車移動をしていたことにどよめきが起こり、MCも「1人で乗っていたんですか?」と驚くと、櫻井は「もちろん、そんなに驚くことじゃないでしょ」とさらりと返していた。
(text&photo:中村好伸)
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