昨年7月に実写映画として公開され、興行収入35.2億円の大ヒットとなった『君の膵臓をたべたい』。住野よるのデビュー小説を原作としたこの作品が、今度はアニメーション映画として劇場に戻ってくることが発表されているが、新たにこの作品のオープニングテーマ・劇中歌・主題歌を、若い世代に最も注目されているロックバンド「sumika」が手がけることが発表された。
・[動画]劇場アニメ版“キミスイ”主題歌にsumika決定/映画『君の膵臓をたべたい』特報
主人公「僕」の声を高杉真宙、ヒロイン「山内桜良」の声を、テレビアニメや吹き替えで活躍する期待の若手声優・Lynnが演じる。監督は牛嶋新一郎、アニメーション制作はスタジオヴォルン。新進気鋭のキャスト・スタッフ陣が集結した。
「sumika」は今年5月で結成5周年を迎え、先日発表した「Fiction e.p」はオリコン週間シングルランキングで3位を記録。明日5月8日から始まる武道館2daysを含むホールツアーも各所でソールドアウトが続出するほか、大型ロックフェスへの出演も多数予定し、各地でチケットの争奪戦が行われるなど若い世代を中心に熱狂的な指示を受ける注目バンド。
初の映画楽曲を手掛けたことについてヴォーカル・ギターを担当する片岡健太は「牛嶋監督とは楽曲制作前から打ち合わせをさせていただいて、その後も1曲ずつ、お互いのイメージ共有をしながら進めました」とコメント。牛嶋監督は「最初にsumikaさんに各シーンのイメージや曲調を提示し、そこに歌詞と曲をつけてもらう形で楽曲制作を進めました」と話し、「ここまで作品に寄り添って楽曲を作っていただいた経験もないので、本当にありがたいことだと感じています。映画スタッフが繊細に作りこんだ映像に、sumikaさんの曲が乗ったとき、とても美しい化学変化を起こすことができたと思っています」と話している。
さらに今回は、sumikaによる新曲「ファンファーレ」が流れる特報も解禁。 クラス一地味な「僕」とクラスの人気者「桜良」。正反対の2人が織りなす特別な青春物語を、「sumika」の吹き抜けるような歌声が優しく寄り添っているような仕上がりになっている。
アニメ映画『君の膵臓をたべたい』は9月1日より全国公開となる。
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