松田凌と田鶴翔吾の共演でBL漫画を実写化『その恋、自販機で買えますか?』
吉井ハルアキ原作のBL漫画を映画化した『その恋、自販機で買えますか?』を紹介しよう。Twitterで吉井が投稿したBL漫画『自販機補充員×会社員』が反響を呼んで『Charles Mag -エロきゅん-』にて連載をスタートし、現在は累計発行部数20万部(電子版含む)を超える大人気作となった『その恋、自販機で買えますか?』。アラサー会社員の小岩井歩と彼の職場に来る自販機補充員の山下諒真の自販機をきっかけにした恋を描いている。
映画では主人公の小岩井歩を「舞台『刀剣乱舞』」や「進撃の巨人」-the Musical-などの舞台に数多く出演する松田凌が、クールな自販機補充員の山下諒真を「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE」の田鶴翔吾が、2.5次元系で活躍する注目の若手俳優たちがそれぞれ演じている。
恋のドキドキ、ワクワクが詰まっている!
小岩井歩は職場の自販機に補填に来ている山下諒真に、オレンジジュースを次から入れて欲しいと声をかける。何気ない素振りを見せる小岩井だが、実は山下に密かに恋心を抱いていて、勇気を出して話しかけたのだった。次に小岩井が山下に会ったときには山下の方から名刺をもらい、その裏にはSNSのIDが…! 後日、山下からご飯に誘われて、2人の距離は縮まっていく。
大きな事件はないけれど、好きな人の顔を見かけるだけで大事件! そんな恋のドキドキとワクワクが詰まっている本作。健気で一生懸命な小岩井はアラサーなのにかわいくて、山下はクールだけど意外とグイグイと来て小岩井への好意が伝わってくる。でも、お互い好きなのに、好きだからこそモヤモヤと悩みだす。それがまたじれったくてキュンとなるのがラブストーリーの醍醐味。いい年をした大人同士の恋愛なのに、ピュアでもどかしいところにときめいてしまう。
制服に好みはあれど、しっかり萌えられて満足!
原作でも誠実に描かれている2人が、誠実なスタンスで実写化されていて好感が持ててほっこりとした。ただ、ちょっと筆者が個人的に気になったのは山下くんの制服。映画では明るい青色の上着にシュッとした黒の手袋を着用している。でも、原作ではグレーとも水色ともつかないいわゆる作業着風のシャツに白の軍手。これ! これが好き! 作業着と白軍手が性癖の身としては、ここが萌えポイントのひとつだから、実写でもこのスタイルの山下くんを期待した。田鶴演じる山下くんは髪も眉も整っていて洗練された雰囲気だから、作業着&白軍手で無骨な感じの山下くんも見てみかったと思う。
まあ、それは個人的な性癖の話。山下のグイグイ来るけど紳士でワンコなムードは十分感じられたし、山下と小岩井の身長差にもしっかりと萌えられた。日常のリアルな恋の胸キュンを味わいたい方は見てみては?(文:牧島史佳/BLライター)
『その恋、自販機で買えますか?』は2023年10月1日より公開中。(※上映日は公式サイトを参照/https://sonokoi-jihanki.com)
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