“平手打ち事件”のクリス・ロック、キング牧師の伝記映画を監督か 製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ
#キング牧師#クリス・ロック#スティーブン・スピルバーグ#マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
ジョナサン・エイグ著の伝記『King: A Life(原題)』を映画化
昨年の第94回アカデミー賞授賞式で司会を務めた際のジョークが原因となって、ウィル・スミスにステージ上で平手打ちされたクリス・ロックが、アメリカの公民権運動の中心人物だったキング牧師の伝記映画を監督するようだ。
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アメリカの業界誌「The Hollywood Reporter」によると、ロックは1950年代後半から60年代前半にかけてアメリカで黒人の基本的人権を要求して行われた公民権運動を率いたリーダーの1人、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師を描く作品で製作、監督を務める交渉の最終段階に入っているという。
ユニバーサル映画による企画は、今年5月に出版され、全米図書賞にノミネートされたジョナサン・エイグ著の伝記『King: A Life(原題)』を映画化するもの。同書はキング牧師について新たに発掘されたFBIの情報をもとに執筆され、出版元のファーラー・ストラウス・アンド・ジルー社は「勇気ある人物でありながら感情的な問題を抱えた個人として、自身の弱さや彼を追いつめる政府と闘いながら、平和的抗議運動を求めた人物としてキング牧師を描いた」と紹介している。
スティーブン・スピルバーグがアンブリン・パートナーズを通じて製作総指揮を務め、20年以上にわたってスピルバーグ作品に参加し続けているクリスティ・マコスコ・クリーガーが製作を担当する。
ロックはスタンダップコメディアン、俳優として人気を博しているが、脚本家、映画監督、プロデューサーとしても活躍し、これまでに『ヒップホップ・プレジデント』(03年)、『セックス・アンド・ザ・バディ』(07年)、ドキュメンタリー映画『グッド・ヘアー=アフロはどこに消えた?〜』(09年)で、製作・脚本・監督を務めている。
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