阿部寛が主演映画『のみとり侍』の公開を記念し、公開前日である5月17日に行われた阪神vsDeNAナイター戦で人生初の始球式に臨み、豪快なストレートをキャッチャーミットにノーバウンドで投げ込んだ。
・阿部寛、主演映画『のみとり侍』公開記念始球式、その他の写真
本作は小松重男の傑作短篇集「蚤とり侍」をもとに、『後妻業の女』の鶴橋康夫監督がメガホンをとった笑って泣ける痛快人間喜劇。“のみとり”とは、表向きは客の飼い猫の蚤を取って日銭を稼ぐ仕事だが、その実態は床で女性に愛をお届けする裏稼業。運悪く主君の逆鱗に触れ、猫の蚤とりを言い渡され“のみとり侍”になってしまう主人公のエリート藩士・小林寛之進を阿部が体当たりで演じている。
始球式後の取材では、劇中では寺島しのぶ演じるおみねに初の“のみとり業”で「ヘタくそ!」と罵られていることを引き合いに、「今回の投球は寺島さんにも『上出来だった』と言ってもらえると思います」と自身の投球を評価。「初の始球式を野球の聖地・甲子園でやらしていただいて感無量です。必死のパッチでやるしかないと思って頑張りましたが、どうやって投げたか記憶になくて。撮影よりも今日の方が緊張しました」と述べていた。
『のみとり侍』は本日5月18日より全国公開となる。
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