長澤まさみ、ゆるそうに見える福田組の意外な雰囲気明かす

#長澤まさみ 2018.05.22

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山田孝之と長澤まさみがW主演をつとめた映画『50回目のファーストキス』のレッドカーペットセレモニーが5月22日に表参道ヒルズで行われた。『銀魂』などで知られる福田雄一監督が初めて手がけるラブストーリーだけに、各界から話題を集めている作品だ。イベントには、主演の山田や長澤のほかに、ムロツヨシ、佐藤二朗、勝矢、太賀、山崎鉱菜ら豪華共演陣も勢ぞろいした。

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冒頭、福田組の雰囲気について聞かれた山田は「いつも通りの楽しい現場でした」と和気あいあいとした雰囲気の撮影現場であったことを報告。長澤の方は「福田組は『銀魂』が初めて。確かに作品と同様にゆる〜い感じが漂っているんですが、一発本番が多いので意外に気が抜けない現場でした」と話す。するとムロツヨシも「作品からは想像できないですが、カメラや音声さんもピリッとした雰囲気があって、緊張感のある現場なんですよね」と、福田組常連ならではの目線で語った。

さらに、試写会で作品を鑑賞した出演者たちの、笑えた、感動したシーンを聞く場面も。長澤は「1日で記憶を失くしてしまう難病を患っている役でした。けれど大輔を演じる山田さんとお父さん役の佐藤さんが、とても娘を大切にしてくれるんですね。お芝居とわかっているんですが、時には笑わせてくれて、やさしさが伝わってくる場面になっていました」と振り返る。すると佐藤は「もっと褒めて、褒められるの大好きだから」と冗談を言い、役以外でも現場のムードメーカーになっていた。

お気に入りのシーンを聞かれた長澤は「車のバッテリーが上がってしまう場面があるんです。そこでの山田さんの演技が死ぬほど面白くて、怖がらなくちゃいけないのに、笑っちゃいそうでした。『これは、負ける』と。何とか持ちこたえました。これを乗り越えたことで、福田組にやってきたんだなぁ、と実感しました」と回答。同じ質問に山田は「佐藤さんが、とある人のコスチュームを身にまとってモノマネをする場面があるんですが、それがスゴすぎて本人を超えちゃってるんですね。あれが一番面白かったです」と答え、終始和やかな雰囲気でイベントは終わった。

ハワイでツアーガイドをしている弓削大輔（山田孝之）が、カフェで出会った藤島瑠衣（長澤まさみ）と出会い、恋におちるも、翌日に同じカフェで会った彼女は、大輔のことをまるで忘れてしまっている。実は彼女は、以前の交通事故の後遺症により、新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を患っていた。同じ日を永遠と繰り返す瑠衣。そんな事情を知った大輔は、彼女に向かって毎日のように一途な愛を告白し続ける。大輔のひたむきな努力により、ようやく結ばれた2人だったが、彼の本当の夢を知った瑠衣は、ある行動に出る。

『50回目のファーストキス』は6月1日より全国公開となる。