劇場公開以来、地上波では放送できないような熱く激しいバイオレンスシーンや、役所広司演じる主人公たちの生き様が共感を呼び、大ヒット中の『孤狼の血』の続編製作が決定した。
本作は、昭和63年の暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、暴力団同士の抗争と、捜査のためなら違法行為も厭わないマル暴刑事の大上章吾(役所広司)と、その相棒となった新人刑事の日岡秀一(松坂桃李)らの血で血を洗うようなせめぎ合いと生き様を描いたバイオレンス映画。
公開後には映画レビューサイトで「期待度・満足度1位」を獲得し、公開2週目にして早くも「続編を切に希望します」「続編を見たい!」などと続編を熱望する声が多数寄せられていた。
この続編製作決定に大上役の役所は「続編は、第1作を遥かに超えるいい作品を期待しています。今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?」とコメント。
原作者の柚月は「『荒磯に波』の東映△マークを見るだけで、心が震えました。続編は望外の喜びです。持てる力すべてを注ぎ込んでくださった東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております」と述べている。
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