6月8日に初日を迎えた映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の公開記念舞台挨拶が6月9日に角川シネマ新宿で行われ、W主演をつとめた榮倉奈々と安田顕をはじめ、大谷亮平、野々すみ花、李闘士男監督が登壇した。
・『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』公開記念舞台挨拶、その他の写真
「Yahoo!知恵袋」伝説の投稿から始まったコミックエッセイを映画化した本作は、結婚して3年、平和な日々を過ごしていたある日、じゅん(安田顕)が会社から家に帰ると、妻のちえ(榮倉奈々)が死んでいた(死んだふりをしていた)ところから展開。次第に死んだふりがエスカレートしていくというストーリー。
榮倉は「どの映画でも公開を迎えるのはとても嬉しく、晴れ晴れとした気持ちになるんですけど、この映画に関しては本当に本当に嬉しいです」と挨拶。「安田さんと一緒にいろいろと宣伝させていただいたんですけど、やっと安田さんと距離が近づいてきたかなと思ったら、もう終わりです」と続けると、安田も「すごく打ち解けたかなと思うんですけど、今日で終わりかな。なんとも寂しい」としみじみ。
2人は榮倉がヒロインを演じたNHK連続テレビ小説『瞳』(08年)などで共演。榮倉は「周期的には5年に1度くらい、オリンピックくらいの感じで会えているんですけど」と述べると、安田も「じゃあ、次は(自分が)50代と(榮倉が)30半ばか? どんな役があるかな?」と空想をめぐらすも、榮倉は「でも、その時はまたゼロの関係性に戻って」とその空想を一蹴し、笑いを誘った。
榮倉は「会話」を挙げ、「日々の会話を積み重ねていればいいんじゃないかな、と。わかり合う、伝え合うことが大事だと思います」と話していた。
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