人気アニメ『ポケットモンスター』の劇場版シリーズ第21弾となる『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の公開アフレコが6月22日に都内スタジオで行われ、ゲスト声優をつとめる芦田愛菜、川栄李奈、野沢雅子、中川翔子が出席した。
・『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』公開アフレコ、その他の写真
本作は1年に1度の風祭りで伝説のポケモン・ルギアから恵みの風をもらう街を舞台に起こる、新しい5人の仲間たちとの壮大な物語を描いた劇場版。
この日は集まった報道陣を前に生アフレコを披露し、リサの弟のリクを演じ、12年連続で声優参加となる中川は「12年前に心の中で生まれたエア子どもが思春期を迎えてしまう事態になりました。とても幸せです。今、野沢雅子さんの発せられた声で空間がびりびりと揺れるようで、涙が出てしまいました」と独特の言い回しで感激を表現。
謎の少女ラルゴを演じた芦田が「(主人公のサトシは)いつもラルゴが困っている時に助けに来てくれて、すごくかっこいいと演じながら思いました」と感想を述べると、ポケモン初心者の女子高生リサ役を演じた川栄は「そもそも声優をやらせていただく機会があまりなくて、緊張しました」と苦笑い。
特に川栄は自身と正反対な明るいキャラクターだけに難しかったそうで、「私は普段暗いので、声だけで表現するのがすごく難しくて、改めて声優さんはすごいと思いました。私は地味な高校生で何かに熱中したりとかは特になかったので、見ていて素敵だなと思いました」と述べた。
そんなフレッシュな3人のことを、声優界のレジェンドともいうべき野沢は「お世辞抜きでうまい」と絶賛! 恐縮する3人を前に「なぜかといったら、ちゃんと(キャラクターの)表情に合わせて演じているので、気持ちを乗せているのが伝わってきて素晴らしいです」と褒めちぎった。
これに川栄は「すごいですよね。発言の一言一言が大人で、20代後半の方のような口調なのでかっこいいと思います」と目を丸くすると、中川も「お仕事もこんなにバリバリされているのに、プライベートもお友だちがたくさんいて、充実していて文武両道。かっこ良すぎます。自分のことを思い返すと、呪いのノートに絵を描いて燃やしたり、1人でばかり何かをしていたので、まぶしくて。色々と友だちを作る方法とか聞きたいです」と尊敬のまなざしを向けていた。
『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』は7月13日より全国公開となる。
(text&photo:中村好伸)
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