映画『3D彼女 リアルガール』が開催中の第21回上海国際映画祭で6月25日にワールドプレミア上映され、これにあわせて主演の中条あやみをはじめ、佐野勇斗、英勉監督が上海へ渡航し舞台挨拶に登壇した。
・『3D彼女 リアルガール』上海国際映画祭ワールドプレミア上映、その他の写真
本作は、講談社の「月刊デザート」で2011年9月号〜16年7月号まで連載され、累計発行部数130万部(※デジタル売上含む)の那波(ななみ)マオによる人気コミックの実写映画版。中条が、派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(いろは)役を演じ、佐野が、リア充とは程遠く、アニメやゲームのバーチャルの世界に没頭するオタク高校生“つっつん”こと筒井光(ひかり)役に扮する。
舞台挨拶前に中条は「しっかり『3D彼女』の魅力を上海のみなさんに届けたいなって思います!」と笑顔。佐野は「ちょっと緊張しています。やっぱり日本語が通じないのが怖いな」と緊張を垣間見せながらも、「大暴れしたいと思います(笑)。みなさんに楽しんでもらえるように、まじめに、楽しく頑張りたいと思います」と目を輝かせる。
そんな3人が上映前に姿を現すと大歓声が沸き起こり、温かく迎えられた3人はそれぞれ中国語で挨拶。その後、客席で一緒に完成作を鑑賞した。
上映後、再度、3人が登壇すると大歓声が巻き起こった! 中国の観客と一緒に作品を見た感想を聞かれ、中条は「初めてご覧いただいたお客さんなので、どういう反応をしていたけるかと不安だったんですけれど、所々笑っていただいたり、鼻をすすっている音が聞こえたり、最後には拍手もいただいて。すごく嬉しかったです。まずはホッとしました」と回答。
佐野も「こうやってお客さんと一緒に映画を見させてもらうのは初めてだったのですが、僕のふざけているシーンでみなさんが大声で笑ってくださっていて本当に安心しました。自画自賛になってしまいますが、自分で見ていてもめっちゃ面白かったです。今日見ていただいた方には色んな人にこの映画を勧めていただきたいと思います!」と語った。
また英監督は、中条と佐野をキャスティングした理由について尋ねられると「でも、(この2人以外に)ほかに誰がいますか?」と逆質問。これには場内からも共感の声が上がった。オタクと交際する美少女の色葉を演じた中条は「この映画はマンガ原作なのですが、マンガで描かれている色葉はスタイルも完璧で、表情1つひとつが本当にかわいくて。私もマンガを読みながら色葉に恋しちゃいそうになるくらい。普段はあまり考えたことがなかったのですが、セリフを言いながらかわいく映っているかなとか、どう映っているのかなということをこの作品では特に気にしていました」と振り返る。
最後は上海の映画ファンからそれぞれパンダのぬいぐるみを受け取り、中条は「上海でも上映がされたら、何度でも見ていただきたいです」。佐野は「僕が演じた筒井は、アニメ・2次元に目を向けて生きていて、初めは何もできない男の子だったのですが、色葉たちから魔法をかけられて素敵な男性になれました。この作品は勇気がない時に見たら、一歩を踏み出せるような元気が出る作品になっています。中国中に『3D彼女』のマジックがかかればいいなと思っています」とのメッセージを送った。
『3D彼女 リアルガール』は9月14日より全国公開となる。
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