今春公開となり、興行収入49億円超の大ヒットを記録したディズニー・ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この作品の先行デジタル配信が7月4日にスタートし、MovieNEXが7月18日にリリースされることを記念し、MovieNEXのボーナス映像の中から、アニメーターや職人の細部へのこだわりを収めた2つのボーナス映像が解禁となった。
・[動画]ギター弾けないアニメーターがどうやってギターシーンをリアルに?/『リメンバー・ミー』ボーナス映像1
本作の主人公は、天才的なギターの腕前をもち、ミュージシャンになることを夢見る少年ミゲル。だが、ある悲しい出来事がきっかけで生まれた家族の掟によって、ミゲルはギターを弾くことも、音楽を聴くことも禁止されていた。
映画は、そんなミゲルが“死者の日”でにぎわう夜の町に飛び出し、ひょんなことから先祖のガイコツたちが陽気に暮らすカラフルな“死者の日”に迷い込んでしまい、そこで家族の“音楽禁止”にまつわる悲しい秘密を知ることになる様子が綴られていく。
解禁となった1つ目のボーナス映像は、劇中で重要な位置を占める音楽をアニメーターがどうやってリアルに表現したか、その奮闘ぶりが収められたもの。この作品には総勢75人のアニメーターが関わっていたものの、ほとんどがギターが弾けなかった。そこで、アニメーション監修のマイケル・ヴェンチュリーニは「どうしたらギターを弾けない人にギターのシーンを描かせられるか?」を考えたそうで、その結果、実際にギター演奏をしてもらい、その様子を撮影。収録した映像を参考にしながら、弦を押さえる時の指の動かし方、手の位置や動きを分析したという。
さらに、つま弾く弦の振動にも着目。指で押さえている時と、指を動かした後の振動も違うことを突き止め、その違いも忠実に映像化した。そうした細部へのこだわりも、本作の注目ポイントだ。
映画のデザインでは現実と想像のバランスが大切であることから、ミゲルが弾くことになるギターを実際に製作。重要なのは映画に登場するギターを実際にきちんと弾けることだそうで、そのために本物と同じ弦や細部を求めた。完成したギターから奏でられた美しい音には思わず興奮したという。
『リメンバー・ミー』は7月18日よりMovieNEX(4000円+税)、4K UHD MovieNEX(7800円+税)、スペシャルボックス BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWSオリジナルアイテム付(1万3800円+税/数量限定)がリリース。7月4日より先行デジタル配信開始となる。
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