俳優にスポット当てる池袋シネマ・ロサの新企画「the face」スタート!

#シネマ・ロサ

「the face」チラシ表面
「the face」チラシ表面
「the face」チラシ表面
「the face」チラシ裏面

池袋シネマ・ロサにて、新たに俳優にスポットを当てた特集上映企画「the face」がスタートし、第1弾が7月28日から8月3日まで1週間レイトショー上映される。

[動画]若手俳優にスポット「the face」/シネマ・ロサ特集上映「品田誠」予告編

同プロジェクトは、『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督や『南瓜とマヨネーズ』の冨永昌敬監督ら、これまで数々の映画監督を輩出してきたシネマ・ロサが、新たな角度で才能を掘り起こすべくスタートさせた新上映企画。

タイトルの「the face」には「いつか映画の“顔”になるように──」という思いが込められており、今後の活躍が期待できる若手俳優を毎回1名セレクトし、出演作品を1週間特集上映する。

記念すべき第1回目に選ばれたのは、俳優の品田誠。5年半前に北海道から俳優を目指して上京し、テレビドラマや映画などに出演。監督としても短編作品を発表するなど精力的に活動しており、出身地の北海道では「品田誠映画祭」が開かれるなど、自主映画界でも注目を集めている。今年9月には、出演作として東京国際映画祭を経て海外でも注目を集めている『飢えたライオン』(緒方貴臣監督)の公開も控えている。

そんな姿が劇場関係者の目に留まり、特集上映のトップバッターに抜てき。期間中には出演作品を中心に監督作品も合わせた全12作品が日替上映され、品田は「『どうすれば何も持たず、経験もない20歳の男が俳優になれるだろう?』、そんな問いを抱え、僕は5年半前に北海道から身一つで上京してきました。スカウトされたわけでもない、踏みならされた道はありませんでしたが、演技の深淵を覗きたくて、ひたすらもがき続けたこれまでの作品たちです。役者、演技の力を考える1週間にできればと思います。1本でも1人でも多くの方に届くことを願います。劇場でお会いしましょう」とのコメントを寄せている。

なお、本企画では「役者割」を実施し、演劇、テレビ、CMなど1度でも演技経験があれば、劇場窓口で自己申告すると一般料金から400円引きの1100円で鑑賞できるという。
(text:中村好伸)