王の側近は去勢が必須、許嫁が亡くなれば女性は自害!? 韓流あるある時代劇5選
実にドラマティックな展開の多い韓国の時代劇ドラマ。韓国人にとっては「知っていて当然」ながら、日本人にとっては馴染みのない描写も多く、「え!?」と驚くこともあるのでは? そこで、今回は日本人にとってはビックリな「韓流あるある」時代劇5選を紹介。
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許婚の男性が亡くなれば、女性も自害!
『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』
暗黙の了解として、結婚前に許婚(いいなずけ)の男性が亡くなれば、女性も自害することが求められた朝鮮王朝時代。当ドラマのシン・イェウン演じるヒロインの姉も、許婚の男性が亡くなったことで、彼の父親から自害するよう度々圧力をかけられる。そのため、ヒロインが運営する宿の奥に匿(かくま)ってもらうのだが、それに気づいてしまった許婚の父親に命を狙われるのがかなり怖い…。
王が亡くなると、屋根の上で王の服を振って国民に報告
『風と雲と雨』
王が亡くなった際は、側近が屋根の上で王の服を振りながら国民へ大声で報告。後日改めて掲示板では知らせるものの、すぐに情報を拡散するにはこうするしか方法がなかったかと思われる。しかも、なぜか夜に行われることが多いせいか、国全体が一層悲しみに包まれる。ドラマにおいては、王が亡くなった後、新しい王が即位するまでの混乱や、王位継承問題が更なる見所となるところだ。
王の次男が王位を継げば、長男は島流し!?
『不滅の恋人』
王の長男が王位を引き継ぐのが当たり前だった朝鮮王朝時代初期。これが何らかの事情で次男が引き継ぐことになれば、長男は必然的に島流し、つまり処刑は免れなかったようだ。ドラマでは、王になった長男が危篤に陥ったことで、チュ・サンウク演じる次男が継ぐかと思いきや、大王太妃はユン・シユン演じる三男を跡継ぎに指名。三男が王位を引き継ぐことになれば、次男が危うい立場に置かれるのは明らかなために、女性をも巻き込む壮絶な対立劇が展開する。
王の最側近男性は去勢が必須!
『王になった男』
緑の韓服を着用し、冠の形も小さめで髭をたくわえていない王の側近男性は宦官(去勢した官史)、またの名を内侍(ネシ)。朝鮮半島においては、新羅時代から朝鮮王朝末期まで約1000年続いた制度で、女官のように宮中の庶務を行っていた。ドラマ『王になった男』でも、ヨ・ジング演じる本物の王と偽物の王を、内官がまるで祖父目線で温かく見守るのが印象的であった。
・[動画]ヨ・ジングが二役、王の影武者となった男の禁断の愛と数奇な運命/ドラマ『王になった男』予告編
宮廷女官が王以外の男性と関係をもったら処刑!?
『赤い袖先』
宮廷女官たちは厳しい規則に縛られていた朝鮮王朝時代。宮廷女官という立場では結婚することはもちろん、王以外の男性と性的関係を持つことも禁止されていた。万が一、王以外の男性と性的関係を持って妊娠した場合、出産後100日以内に処刑されることも。ドラマでは、イ・セヨン演じるヒロインの友人の宮女が王以外の男性と関係を持ち、流産したことが発覚し、やむをえず処刑されてしまう。ヒロインが2PMジュノ演じる王の側室という立場というより、あくまでも親友として最後に言葉を交わすのが悲しかった。
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