映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の完成披露舞台挨拶が7月30日に恵比寿のザ・ガーデンホールで行われ、篠原涼子、広瀬すず、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、大根仁監督が登壇した。
・『SUNNY 強い気持ち・強い愛』完成披露舞台挨拶、その他の写真
本作は韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を、『モテキ』などの大根監督がリメイクした人間ドラマ。専業主婦として暮らしていた40歳の阿部奈美(篠原)が、コギャル時代の親友が末期ガンと宣告されたことから、かつての仲間たちを探そうと奮闘する姿を描く。
現代パートを篠原、板谷、小池、ともさか、渡辺が、そのコギャル時代を広瀬、山本、野田、田辺、富田が演じていることでも話題の本作。入場時にはそれぞれレッドカーペットに大人を演じたキャストとコギャル時代に扮したキャストが一対になって入場し、手を振りながらランウェイを歩いて観客は大絶叫。
壇上のトークでは篠原が、大人になった広瀬を演じた心境を振り返り「私としては恐れ多くて。似ても似つかないし、広瀬すずちゃんが私の過去と聞いた瞬間、『広瀬すず似の整形をしてください』と言いに行こうとしました。申し訳ないくらいカワイイじゃないですか。でも、正直嬉しいと思いました」とコメント。
対する広瀬はハイテンションで“コギャル時代”を演じており、「私も大人になった姿が篠原さんと聞いて、どうやったら篠原さんにつながるのだろうというくらいはじけてしまって、反省しています」と振り返るなど、お互い恐縮しきりだった。
また、劇中の楽曲は1990年代の音楽シーンを席巻した小室哲哉が担当。篠原は小室と同じ作品に携わるのが実に22年ぶりで「小室さんも関わってくるということで、すごく衝撃的な運命を感じました」と感慨深げ。続けて「私は1990年にデビューして、小室哲哉さんと出会ったことが歌を歌うきっかけで、テレビやメディアに出させていただいたので、感謝しています。そのままお返しができなかったので、こういう形でご一緒できることにご縁を感じていて、作品と同時にすごく感謝しています」と思いを述べた。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は8月31日より全国公開となる。
(text&photo:中村好伸)
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