ティモシー・シャラメ、“ハマス”をネタにしたコント演じ炎上 SNS上で「本当に不愉快でがっかり」など批判の声相次ぐ
#SNL#イスラエル#サタデー・ナイト・ライブ#ティモシー・シャラメ#ハマス#ウォンカとチョコレート工場のはじまり
アメリカの人気番組「SNL」で演じたコントが物議を醸す
主演映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に合わせて初来日するティモシー・シャラメが、アメリカのTV番組で演じたコントがイスラエルとハマスの紛争をジョークにしたとして、物議を醸している。
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アメリカでは118日間続いた俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが終結し、俳優たちが出演作のプロモーション活動をすることも可能となり、シャラメは11日(現地時間)に人気番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」に出演。冒頭のモノローグで、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の主題歌の替え歌で「僕と一緒に、恥知らずの自己宣伝の世界に行こう」と歌った。
同番組ではコントのスケッチの数々もこなしたシャラメだが、その1つがコメディ・トリオ「プリーズ・ドント・デストロイ」が脚本を書き、共演した「Jumper」だ。
トリオが街を歩いていると、ビルから飛び降りようとしている若者(シャラメ)を発見、自殺を思い留めさせようと説得するという。その過程で若者がミュージシャンであることが判明、彼の作った曲を聞かせるように促す。
とても褒められた代物ではないが、若者を救いたい一心で3人が無理やり持ち上げると、若者は「インスタグラムでシェアしてくれる?」と聞く。トリオの1人が「バンドの名前は?」と尋ねると、「ヘイマスだ。H・A・M・A・S」と、過激派組織「ハマス」と同じスペルのバンド名を明かす。
「ハマス?!」と聞き返されて「しまった、考えてもみなかった」と落ち込む若者に、3人は「ハマスの作った曲はインスタグラムでシェアしない」と答え、若者はさらに落ち込んでしまうという内容だった。
SNLは番組放送翌日にYouTubeやX(旧Twitter)に約3分半のコントをアップした。YouTubeのコメント欄は絶賛が大半を占めているが、そのほかのSNSでは、多くの犠牲者が出ているイスラエルとハマスの戦争を軽いジョークにしたことを批判するコメントが次々と寄せられている。
10月7日にハマスによるイスラエルへの攻撃で始まった戦争では、パレスチナのガザ地区の子どもたちを含めて死者の数が1万人を超えている。
「本気で面白いと思っている? 本当に不愉快でがっかりする。放送中に気づいて、投稿しないかと思った」「面白くないだけじゃなく、常識はずれで無礼だ」「SNLが風刺番組で、コメディ番組であることは誰もがわかっているけど、冗談にするにはあまりにセンシティブな物事はある」という番組ファンの失望の声、「セレブの多くは現状について何も言おうとさえしないのに、人々が殺害されることについて非常に悪趣味なジョークを言う。いつも通り、アメリカが最高ってことだ。豪邸に座ってジョークを言っている間に、子どもたちは爆撃を受けているんだ」「現在も続く大量虐殺をジョークにする? 毎秒ごとに人々が死んでいる時に? とんでもなくむかつく。この人たちは病んでいる」といったコメントをXの一般ユーザーが投稿している。
「SNL」は昨年2月26日(現地時間)、ロシアによるウクライナに侵攻直後の放送ではニューヨークのウクライナ移民による讃美歌の合唱を、何のジョークも挟まずにフルコーラスで放送した。そのことに触れ、「ウクライナのための時との差……信じられない」という投稿、さらに自殺というデリケートな問題を雑に扱うことを非難する投稿もある。
「SNL」のコントとSNSの炎上について、母方からユダヤ系の血を引くシャラメは17日(日本時間)現在コメントをしていない。
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