イ・ビョンホンがサヴァン症の弟をもつ元プロボクサーを演じる感動作の公開日が決定

(C) 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
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イ・ビョンホンが母に捨てられ、拳だけを信じてきた元プロボクサーの兄、韓国の新鋭パク・ジョンミンが母だけを信じて生きる、サヴァン症候群の弟を演じた映画『それだけが、僕の世界』の公開日が12月28日に決定。ポスタービジュアルも解禁となった。

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かつては、東洋チャンピオンであった元プロボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)は、今や定職も住む場所もない生活を送っていた。偶然17年前に別れた母親(ユン・ヨジョン)と再会し、今まで会ったことも聞いたこともない、弟ジンテ(パク・ジョンミン)と1つ屋根の下で暮らすことになる。生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して、徐々に心を通わせながら本当の兄弟、そして家族となっていく姿をユーモアと温かい感動で描いた物語だ。

これまで『悪魔を見た』(11年)では、恋人を殺され殺人者を追撃する刑事、『天命の城』では、国と民を懸命に守ろうとする大臣など、作品ごとに全く異なる人物を演じ切っている、韓国を代表する俳優イ・ビョンホン。本作では、寡黙で粗暴そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れるプロボクサーを演じる。

その一方で、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ弟という難役に挑んだのは、韓国映画界が熱い視線を注ぐパク・ジョンミン。徹底した役作りには定評があり、今回も撮影に入る3カ月からピアノを猛特訓し高度なクラシック曲の数々を吹き替えなしで演奏している。

そして2人の母親役には実力派女優ユン・ヨジョン。背負いきれないような重い過去を持ちながら、17年振りに再会したもう1人の息子にも、弟と同様に惜しみない愛を注ごうとする母親の姿は必見だ。