【独女のお勧め 2018年夏休み映画】オススメ10選!/前編
大スクリーンでイイ女、イイ男を堪能!
お盆休みの真っ最中、ムビコレとして独女の方々にオススメしたい過ごし方は、やっぱり映画鑑賞。しかも映画館で! 大きなスクリーンで映画を見れば、心はどんな場所へも行けてリフレッシュもできるというもの。そこで、独女のみなさんにこの夏イチオシの映画を気分別にご紹介します。
【イイ女を見習うなら……】
独女たるもの「どうしたら女性としていつまでも輝き続けることができるのか?」という問いとつねに向き合っていると思いますが、そんなときこそ映画界が誇るトップクラスの女優からその秘訣を探るのがイイ女への近道。
・倒錯的で官能的な役作りのために参考にした映画とは?/『2重螺旋の恋人』インタビュー
ということで、最初の作品は、ゴージャスな女性たちが勢ぞろいしていることでも話題の『オーシャンズ8』です。本作は、人気シリーズ『オーシャンズ』の最新作ですが、今回はなんとメンバーを全員女性に総入れ替え。主演のサンドラ・ブロックをはじめ、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイといったアカデミー賞女優が大集結するだけでなく、人気歌手のリアーナや個性派女優のヘレナ・ボナム=カーターなど、豪華すぎる女優陣の共演というだけでも一見の価値アリ! 何から何までゴージャスな展開とファッション、そして彼女たちのかっこよさに、思わず心を盗まれてしまうかも。
2本目は、フランスの至宝とも呼ばれる大女優イザベル・ユペール主演の『エヴァ』。本作では、謎めいた娼婦に魅せられた新進作家が官能と破滅の世界にハマっていく姿が描かれています。「まさに魔性の女!」というにふさわしく、変わらぬ美しさを保つイザベルですが、驚くことに現在65歳。この年齢にして娼婦役を演じ切り、ギャスパー・ウリエルのような若くて美しい男性を虜にしてしまう女性に説得力を持たせられるのは、数多くいる女優の中でもイザベルだけではないかと感じさせられるほど。日本人は何かと年齢に気を取られがちですが、年齢にとらわれない生き方こそ女性としての魅力を維持する極意といえそうです。
【イイ男を見たいなら……】
続いては、日本でも人気の高いフランソワ・オゾン監督最新作『2重螺旋(らせん)の恋人』。本作はある悩みを抱える女性が、双子の精神分析医と禁断の関係にのめり込んでいく様がサスペンスフルに描かれています。同じ顔、同じ職業でありながら、正反対の性格を持つ2人の男性。ひとりの男性で満たされない欲望を別の男性に求めてしまう女性の本能に、思わず共感してしまう独女は多いかもしれません。過激で官能的なシーンには思わず息をのみますが、ベルギー人俳優ジェレミー・レニエの見事な1人2役には魅了され、引き込まれてしまうはず。1度で理解するのはなかなか難しい作品ですが、見るたびに新たな発見がある作品です。
【結婚を夢見ているなら……】
夏といえば恋の季節ですが、「いまこそ理想の結婚相手を探したい!」と婚活に励んでいる独女にオススメなのは、本国フランスで高い支持を得た『セラヴィ!』。世界中を感動させた大ヒット作『最強のふたり』で一躍ブレイクした監督コンビが描くコメディ作品です。主人公となるのは、ポンコツな部下に振り回されるベテランのウェディングプランナー。豪華絢爛な結婚式の舞台裏を中心に展開しているだけに、フランス流の結婚式を垣間見ることもできます。劇中では終始ドタバタ劇が繰り広げられているものの、笑いだけでなく、感動あり、ロマンチックな演出もありと、見どころ満載の1本。「自分だったらこんな結婚式を挙げてみたい」と期待に胸を膨らませてみては?
次にご紹介するのは、『つぐない』の著者としても知られているイアン・マキューアンの作品を映画化した『追想』。本作では初夜を迎えた若い夫婦がささいなすれ違いから、大きく運命を狂わせてしまう様が映し出されています。新婚夫婦を演じたのは、若手女優の筆頭シアーシャ・ローナンと今後ブレイク必至の英国人俳優ビリー・ハウル。深く愛し合っているにも関わらず、1日で終わってしまった結婚生活の始まりと終わり、そしてその後の様子には胸を締め付けられます。結婚に幻想を抱いている独女には、異なる2人が人生をともに歩むことの難しさを感じさせられるかもしれません。(後編へ続く…)
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