小島瑠璃子が、映画『インクレディブル・ファミリー』の大ヒットを記念して、8月18日に京セラドーム大阪で開催されたオリックス・バファローズvs福岡ソフトバンクホークス戦の始球式に登場した。本作で小島は、女性ヒーローのヴォイド役の日本版声優をつとめている。
登板前に小島は、バファローズのT-岡田選手から「初心者は『頑張らなきゃ』『絶対届かせないと』と思ってしまってどんどん体が硬くなってしまうので、適当にポーンと投げてください」とアドバイスを受けたこともあり、何度かピッチング練習をする中でみるみる上達していったということ。
「再現度が高くて、すごく気に入っている!」と絶賛するヴォイドのヒーローコスチュームをイメージした衣装でマウンドに立った小島は、バッターボックスに立つ安達了選手目がけてインクレディブルな1球を放つ。ボールは見事にキャッチャーミットに吸い込まれるように収まりストライク。会場は大盛り上がりを見せた。
始球式終了後、小島は「今日は『インクレディブル・ファミリー』のヴォイド役を背負ってきました。ヴォイドはモノを瞬間移動できる能力を持つキャラクターなので『暴投だけは許されない!』と思ってきていたので、すごくホッとしています。T-岡田選手のアドバイスですごくリラックスできて、頭の中で『適当に』『適当に』と繰り返して投げたら、本当に届いたのですごく良いアドバイスをいただけたと思いました!」と登板前の緊張した表情とは打って変わり、笑顔で感想を語った。
最後に映画についても「大人の方でもお子さんでも楽しめる映画ですが、私は特に働いている女性の方にも見てもらいたいなと思っています。働く女性の大変さや家族への愛や仕事への情熱、そういうものがテーマになっているんです。ぜひご家族、恋人、ご友人と一緒にご覧ください!」とコメントしていた。
また、その翌日の8月19日には、アンダーマイナー役の日本版声優をつとめた高田延彦がメットライフドームで行われた埼玉西武vs北海道日本ハムの始球式に登場した。西武ライオンズの山川穂高選手は本作では一言声優としても参加している。
式が終了した後に高田は「球場のお客さんからの歓声という後押しもあって、本当に気持ちよく投げられました!」と自身の投球を振り返った。
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