有村架純と國村隼のW主演で映画化される『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』。地方のローカル鉄道を舞台に、人と人とのつながりや、自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描いた人気シリーズ『RAILWAYS』第3弾となるこの映画が、釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に出品されることが明らかになり、國村が「New Currents」部門の審査員をつとめることも発表された。
・[動画]映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』予告編
本作は、鹿児島県〜熊本県を結ぶ<肥薩おれんじ鉄道>を舞台に、愛する人を失った、血の繋がらない3世代3人の“ふぞろい”な家族の再出発を描いた作品。有村が、亡き夫の連れ子・駿也とともに、夫の故郷・鹿児島で鉄道運転士を目指す奥薗晶役を、國村が晶の義父で、最初は頑なだったが、晶の明るさと孫の駿也とふれあうことで徐々に心を通わせていく節夫役を演じる。
釜山国際映画祭が開催されるのは10月4日〜10月13日。メガホンをとった𠮷田康弘監督は、今回の正式出品に「憧れの釜山国際映画祭に参加できてとても嬉しいです。作品の中で提示した『かぞくのかたち』は、韓国のみなさまにも共感してもらえるのではないかと密かに期待しております。アジアの映画ファンのみなさまと一緒に作品を見ることが今からとても楽しみです」とコメント。
その國村は「『哭声/コクソン』という作品は私にとって初めての韓国映画でした。ナ・ホンジン監督のイメージをどのくらい形にできたのか未だにわかりませんが、多くの韓国の方々に支持して頂いた驚きと嬉しさは今も忘れることはできません。そしてそのご縁もあってでしょうか、今年の釜山国際映画祭に審査員としてお招き頂きました。たいへんな重責に躊躇する気持ちも大きかったのですが、これもご縁とお引き受けすることになりました。また、もう1つ嬉しいことに、私の最新作『かぞくいろ』も招待作品として決定し、各国のみなさんにお披露目できることをとても光栄に思っています。釜山映画祭に集う人たちとお目にかかるのを、今から楽しみにしています」とのコメントを寄せている。
『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は11月30日より全国公開となる。
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