鳥山明原作の人気コミックを映画化した劇場版『ドラゴンボール』の記念すべき20作目となる『ドラゴンボール超 ブロリー』で、人気声優の水樹奈々と杉田智和が、満を持して同シリーズに初参加することがわかった。
・[動画]最強の敵ブロリーの動く姿も!『ドラゴンボール超 ブロリー』映画予告編
「力の大会」後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見たことのない強者がいるとわかった悟空は、さらなる高みを目指して修行に明け暮れていた。そんなある日、悟空とべジータの前に現れたのは、見たことがないサイヤ人「ブロリー」。惑星べジータ消滅とともにほぼ全滅したはずのサイヤ人が、なぜ地球に? さらに、再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全くちがう運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ展開していく。
今回2人が演じるのはオリジナルキャラクターのチライ(水樹)とレモ(杉田)。フリーザ軍の一員でチライは銀河パトロールの宇宙船を盗んだことが見つかり、追っ手から逃れるためにフリーザ軍に入隊。一方、レモはフリーザの父・コルド大王が軍を率いる時代から仕える、後方部隊の古参兵だ。2人とも非戦闘員であるために、フリーザとは直接的な接点や面識はないという役どころ。今回は悟空たちの前に立ちはだかる「ブロリー」を取り巻く重要キャラクターとして登場する。
水樹「台本を読んで、これぞ『ドラゴンボール』と胸がアツくなりました。オーディションのお話をいただいた時、小さいころから大好きでずっと見ていた作品なのですごく嬉しくて、めちゃくちゃ気合いを入れてスタジオに向かいました。チライは今まで私が演じたことのないタイプのキャラクター。ぜひともこの役を演じたいという気持ちが強くて、合格の連絡を受けたときは本当に嬉しかったです。バトルシーンもものすごくハードで、強い者同士が戦うとこんなことになってしまうんだ!半端ない!と手に汗握りまくりで(笑)。改めて、この作品に携わることのできる喜びを噛みしめました。子どものころから私と同じように『ドラゴンボール』を見て育った世代の方はもちろん、今まさにこの作品を知るという新しいファンの皆さんにも一瞬でのめり込んでいただけると思います!」
杉田「『ドラゴンボール』は子供の頃一番最初に出会った、力と強さのちがいを考えさせられた重要な作品です。私にとっては『力を持つってなんだろう』と考えるときの教師のような位置づけの作品でした。どこかで卒業するんですけど、きっと大人になってから読み返しても、その時の視点から見て学ぶことは多くて、読者それぞれが自然と色々なことを感じるんじゃないかなと思います。映画を見る時にはなるべく情報を入れず、素直に劇場へ来てほしいです。自分が子どものころに映画を見るときも、思想レベルで何かを学んだり、得たり、覚悟を決めたりして映画館に行ってたかな?って思うので、是非突然の驚きを楽しみに見て頂きたいです」
『ドラゴンボール超 ブロリー』は12月14日より全国公開となる。
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