大坂なおみが恥ずかしそうに「ノー」。人気司会者からの提案にシャイな反応

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大坂なおみ選手
大坂なおみ選手

9月8日(現地時間)にテニスの全米オープンの女子シングルス決勝で、日本選手として史上初となる4大大会優勝を成し遂げた大坂なおみ選手。対戦相手が憧れのセリーナ・ウィリアムズ選手であっても怯むことなく、またウィリアムズ選手の審判への猛抗議や授賞式でのブーイング発生など異様な空気に呑まれることなく戦い抜いた精神力に感嘆の声が上がっている。

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同時に、キュートな素顔はアメリカ人にとっても魅力的なようだ。12日(現地時間)には人気トークショーの「エレンの部屋」に出演。セレブなら必ず一度は出演する人気番組に呼ばれた大坂選手は、エレンと話し始めると、「本物なのね。なんだか変な感じがする」と正直すぎるリアクション。するとエレンも「いつもはホログラムを送ってるのよ。でも今日はあなたに会いたくてここに来たの」と応酬し、楽しく会話がスタート。

そして話題は、授賞式でブーイングが巻き起こる中、ウィリアムズ選手が大坂選手の肩を抱き寄せて何かささやいた時のことになった。ウィリアムズが何を言ったかと尋ねたエレンに「なんて言ったと思う?」とまず聞き返して笑いを取りつつ、「あなたのことを誇りに思っている、観客はあなたにブーイングしてるんじゃないのよ、と言ってくれたの」と明かした。

また、好きなセレブは誰かと聞かれて、「名前を知らないんだけど、『ブラックパンサー』に出ていた人。悪役をやっていたの」と言うと、エレンは「マイケル・B・ジョーダンね。友だちよ。今メールで連絡とってあげようか?」と持ちかけた。大坂選手は恥ずかしそうに「ノー」と言うも、アシスタントにスマートフォンを持ってこさせたエレンは「マイケルに送ろう」と大坂選手とセルフィーを撮影。早速マイケルに送信した。

オンエア中にはマイケルから反応はなかったが、その後エレンはツイッター上でマイケルが大坂選手に当てて送った約1分間のビデオメッセージを公開した。

「ナオミ、マイケル・Bだ。優勝おめでとう。エレンから君が番組に出たと聞いて、僕からも愛とサポートを送ろうと思った。君の謙虚さと品位ある態度は少年少女たちのロールモデルになると思う。これからも頑張って。人が見るのは結果だけで、そこに至るまでの経過を知らない。どれだけ血と汗と涙を流してきたか、その大きな努力こそ誇るべきものだ」と、ここまでサングラスをかけていたマイケルは「おっと、サングラスかけたままじゃ失礼だね」と慌てて外すと、「とにかくおめでとう。これからもグレイトな君のままでいてほしい。みんなが見てるよ。僕もね」と微笑んで締めくくった。

大坂選手は13日に日本へ到着し、17日から始まる東レ パン パシフィックオープンテニストーナメント2018に出場する。大好きなセレブからのエールを励みに活躍を期待したい。