映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』大ヒット御礼舞台挨拶が9月16日にTOHOシネマズ 日比谷で行なわれ、篠原涼子、広瀬すず、リリー・フランキー、大根仁監督が出席した。この日は、劇中でも楽曲を提供している安室奈美恵の引退当日。90年代、数々の音楽番組で一緒だったという篠原と、その時代を経験していない広瀬が、それぞれの立場から安室への思いを語った。
・『SUNNY 強い気持ち・強い愛』大ヒット御礼舞台挨拶、その他の写真
本作は、韓国で大ヒットした『サニー 永遠 の仲間たち』を、『モテキ』や『バクマン。』などの大根監督がリメイク。90年代に青春を謳歌したコギャルたちの生き生きとした姿と、22年後の現在が交差しながら描かれる青春ストーリーだ。
劇中、安室の曲は「SWEET 19 BLUES」や「Don’t wanna cry」が使用されているが、篠原は「安室さんは同じ小室ファミリーとして音楽番組などで携わる機会があったのですが、私が音楽をやらなくなった時期、偶然スーパーで会って『ドラマいつも見ています。応援しています』と声を掛けてくれたんです。すごく心が広く、人間力が伝わってきました」とエピソードを披露する。
さらに、この日、安室の引退日と重なったことに「映画を通じて、小室哲哉さんとご一緒し、安室さんの曲にも触れることができたのは、なにかの縁。今日引退してしまいますが、人としてとても優れた人なので、またなにかの形で(私たちに)届けてくれる日が来るといいですね」としみじみと語った。
リリーも「映画の企画があがったとき、小室さんも安室さんも、まさか引退するなんて思っていなかった」と不思議なめぐり合わせについて言及すると「この何十年の日本の文化のなかで、非常に重要な役割をはたした2人。2年後の東京オリンピックのときに、一番いてほしい2人でした」と喪失感があることを明かしていた。
大根監督も、映画公開時に2人が引退を表明していることに「まさかこのタイミングとは思っていなかった」と驚きを隠せないようだったが「大きなスクリーン、大きな音で見ることができるのが映画の素敵なところ。『SUNNY』のなかに安室さんの代表曲が残せたというのは、とても嬉しいこと」としみじみと語っていた。
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