イ・ハニ×イ・サンユンのアクションラブコメ『ワン・ザ・ウーマン』
ソウル中央地検の女性検事チョ・ヨンジュ(イ・ハニ)は出世欲が強い上に、暴力団から裏金を巻き上げたりしていた。ある日、極秘捜査でオークション会場に潜入したヨンジュは、自分にそっくりなカン・ミナ(イ・ハニの一人二役)を発見。そんな時、犯人が会場に現れ、後を追ったヨンジュは車にひかれ、記憶喪失になってしまう。ヨンジュは何もわからないまま、ハンジュグループの嫁であるミナとして生活することになった。そんな中、ハンジュグループの後継者だったハン・スンウク(イ・サンユン)がアメリカから帰国する。スンウクは初恋の相手であるミナに再会するも、別人であることに気付いてしまい……。
・元アイドルのスジが“やさぐれ元アイドル”を演じる青春ロマンス『イ・ドゥナ!』
財閥とは名ばかりの悲惨な嫁生活に涙!?
ひょんなことからハンジュグループの嫁として生活することになったヨンジュだが、完璧な手作りフルコース料理を1日3回も作らねばならず、見ているだけでストレスを感じてしまう。その上、嫌味しか言わない姑や、味方か敵か分からない義姉の存在など、とにかく毎日がストレスだらけだ。ミナは何を言われても黙っている従順な嫁だったが、ヨンジュは我慢することができず、時折ブチ切れて暴れまくるのが面白い。
アメリカから帰国したイケメンが救世主!?
ミナの夫の従兄、スンウクがアメリカから帰国したことで、ストレスフルな毎日も一転しそうな状況に。スンウクは初恋の相手であるミナがあまりにも性格が変わっていることを不審に思い、独自に本物のミナの行方を探し始める。ヨンジュ自身も、自分はミナではないということを徐々に確信。そんな2人が手を組み、ハンジュグループに隠された闇を暴いていくという展開に期待が持てる。
高学歴美男美女同士の華麗なる初共演!
キレキレのアクションぶりが圧巻の女性検事と正反対の財閥の妻の2役を演じたイ・ハニは、1983年生まれの女優。2006年のミスコリア出身で、ソウル大学大学院卒業というエリート美人女優として知られる。また、本作で最優秀演技賞を獲得したイ・サンユンは、1981年生まれの俳優。ソウル大学出身で身長185㎝という頭脳と容姿を兼ね備えたエリート俳優だ。
回想シーンを演じるのは、K-POP界の2人!
時折出てくるミナとスンウクの回想シーンを演じるのは、I.O.I出身のキム・ドヨンと人気ボーイズグループTHE BOYZのヨンフン。大人になってからのロマンスも見所ではあるが、回想シーンでは、学生時代の初々しい初恋エピソードが垣間見られる。
また、吸いも甘いも経験した怖いものなしの大人女子ヨンジュも、学生時代はこんなに苦労していたのかと思うと胸に迫るものがある。自分の今の状況とともに、昔の自分をも振り返って郷愁に浸れる痛快ドラマであった。(文:渡邉啓子/ライター)
『ワン・ザ・ウーマン』
DVD-BOX1&2 各15,840円(税込)
レンタルは全16巻(全32話) レンタル中
発売元:PLAN Kエンタテインメント
レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメント
セル販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C)SBS
※情報は記事掲載時のものです
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