大森立嗣監督、安田顕、倍賞美津子、松下奈緒、村上淳、石橋蓮司共演で、2013年にWEBマガジン「くらげパンチ」で連載スタートしたエッセイ漫画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」が映画化されることがわかった。
・安田顕、井浦新、満島真之介が宇宙服身につけ地球を守るためまざりあう!
原作は、作者の宮川サトシが実際に体験した母との最期の日々から葬儀、その後の生活の日々を母親への溢れる愛情をふんだんに散りばめて描き、AmazonレビューやSNSで話題沸騰した作品。
2012年春。30代後半になるサトシは、自分の母と永遠に別れる日が来るなんて思ってもいなかった。子どもの頃から病気がちで泣き虫でお調子者だったサトシは、いつも優しく強い母に救われてきた。そんな母が突然ガンを告知されたのは2年前のこと。それまで母が自分にかけてくれていた言葉を、今度はサトシがかける番になる。「俺がいるから大丈夫だよ、お袋は必ず助かるから」。お百度参り、修行僧の様な滝行、国産野菜のジュース作りと、サトシは母のためにがむしゃらになる。そんなサトシを優しく支えたのは恋人の真里だった。そして、母と別れて1年後。すっかり生きる気力を失っていた父と兄も新たな人生へのスタートをきった頃、サトシの元に突然、母からプレゼントが届く。それは、想像をはるかに超えた驚くべきスペシャルな贈り物だった。
主人公のサトシ役を演じるのは安田顕。息子思いでパワフルなサトシの母・明子役を倍賞美津子。サトシの恋人・真里役を松下奈緒。サトシの兄・祐一役を村上淳。サトシの父・利明役を石橋蓮司が演じ、『さよなら渓谷』をはじめ、今秋公開の樹木希林出演作『日日是好日』も手がける大森立嗣監督がメガホンをとる。
本作でサトシ役を演じる安田は「原作を拝読し、淡々としながらも、その独自の目線にユーモアも感じつつ、嘘のない思いに涙しました。ゆるやかな人間賛歌の映画を生みだされた大森立嗣監督に、心より感謝申し上げます」。
松下は「初めて映画のタイトルを聞いた時とても衝撃的でした。大切な人がいなくなった時、人は何を思い、何を考えるのだろうか。いなくなってしまったことが悲しい、寂しい…けれども、それだけじゃない。そんな思いを優しく包み込んでくれるような温かい作品です」とのコメントを寄せている。
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は2019年2月より全国公開となる。
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