ピーター・ジャクソンの新たな冒険物語『移動都市/モータル・エンジン』が、現地時間10月5日に行われたNYコミコン2018のパネルディスカッションに参戦。本作で製作と脚本をつとめたジャクソンをはじめ、監督のクリスチャン・リバース、脚本のフィリッパ・ボウエン、キャスト陣のヘラ・ヒルマー、ロバート・シーハン、ジヘ、ステーヴン・ラング。さらに、アンディ・サーキスも司会者として登壇した。
原作は、フィリップ・リーヴのSFファンタジー小説・移動都市クロニクル(全4部作)の1作目となる「移動都市」。遠い未来に60分戦争といわれる戦いが原因で、たった60分で文明が崩壊した世界が舞台。この世界では、人々が、走る都市「移動都市」の上で生活をしている。巨大な都市は小さい都市を飲み込み、資源を搾取して、人々を奴隷にしていく。
サーキスはパネルディスカッションが始まると「この作品の映像の一部を見て、僕は吹き飛ばされそうな衝撃を覚えました! 本当に信じられないほどの映画です」と集まったファンに語りかけた。
スクリーンに冒頭映像が公開された後、キャストやスタッフたちが登場。サーキスがこの作品が生まれるきっかけを、ジャクソンに質問すると、「2006から2007年に原作を読んで、映画化したいと思った。でも、その後に『ホビット』の製作が始まったから、約5年はこの企画がストップしていたんだ」と説明した。
リバース監督も「映画ファンにとって、本作が新しい映画であり、新しい世界であり、新しい経験になることを望んだ」と訴えると、ジャクソンも「この作品がヒットしたら、次回作に取りかかれるよ!」と、早くも続編製作に目を輝かせていた。
『移動都市/モータル・エンジン』は2019年3月より全国公開となる。
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