来月21日に東京ドームで3年ぶりとなる来日公演を行うテイラー・スウィフト。その直前の11月6日(現地時間)にアメリカで行われる中間選挙について、地元テネシー州から出馬する民主党候補2人を支持すると発言した。
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テイラーが10月7日(現地時間)、選挙に関する長文の投稿をしたのはフォロワーが1億1200万人を超えるインスタグラムの公式アカウント。「11月6日の中間選挙について書きます。私はテネシー州で投票します。これまで政治的な意見を表明するのは控えてきたけれど、過去2年間で私の経験した幾つかの出来事、世界で起きた数々のことによって、私の気持ちは大きく変わりました」と始まる。
「これまで投票してきたのと同様に、これからも人権を守るために戦う人に投票します。この国では誰もが人権が保障されるべきだと信じています。私はLGBTQの権利のための運動を信じています。性的指向や性別による差別は“間違い”だと思っているからです。この国に今も浸透している人種差別を恐ろしく不快に感じています」
そして「どうか、自分の暮らす州で出馬している候補について知ってください。あなたの価値観に最も合う人に投票してください。私たちのほとんどが、すべての問題について100パーセント同意できる候補を見つけることはできないかもしれません。それでも投票はするべきです」と訴えた。
若いファンが多いテイラーは、「多くの知的で思慮深く、自分を持っている人たちが過去2年間で18歳になり、投票という特権を得ました」と、アメリカでは18歳から投票権があることにふれ、10月9日が投票に必須の有権者登録の期限だと知らせ、投票を呼びかけた。
大統領就任前の2012年、テイラーにセルフィーを撮ったお礼ツイートをしたことのあるトランプ大統領は8日(現地時間)、「テイラー・スウィフトは(ブラックバーン氏について)何も知らないんだと思う」「テイラーの音楽を前より25パーセント好きではなくなった」とコメントした。
2016年の大統領選では、レディ・ガガやマドンナ、ケイティ・ペリーらが民主党のヒラリー・クリントン候補支持を表明、選挙キャンペーンで協力したが、テイラーは特定候補の支持を表明しなかった。そんな彼女が今回、はっきりと自身の信条を明らかにした発言のインパクトは大きく、彼女の投稿から24時間以内に6万5000近くの有権者登録が行われたという。
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