加藤和樹、カレンダー発売記念ベントで2019年の抱負語る

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加藤和樹
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アーティスト、俳優、声優と幅広い分野で活躍する加藤和樹が2019年版カレンダー「加藤和樹カレンダー2019」(2500円+税)を発売。これを記念したイベントが10月14日にHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEで行われた。

加藤和樹、2019年版カレンダー発売記念イベント、その他の写真

本カレンダーは、加藤を全6シチュエーションで撮り下ろしたもの。「映画の1シーンのように」を裏テーマに、ダンディなスーツ姿、洗練された和装、ナチュラルなリアルクローズなど、さまざまな姿をクローズアップ。全32ページで、現在の彼の魅力をとらえた壁掛け可能なブックスタイルカレンダーとなっている。

撮影は、今年8月に都内で丸1日かけて行われたそうで、思い出を尋ねられると「その日、実は天気があやしいって言われていまして、遠くの方からゴロゴロゴロって音が聞こえるほどのすごい積乱雲が、隅田川の河川敷で撮影しているところに近づいてきたんですよ」と、自他ともに認める“雨男”ぶりを披露。「でも、脱“雨男”をした僕なので、降られることもなく無事に撮影が終わりました」と続け、会場を笑わせた。

お気に入りのページは、表紙にも選ばれたシンプルな白いTシャツを着た爽やかカット。「今回のカレンダーは色々なカットがありますが、昔から男はデニムに白いTシャツが一番かっこいいなと思っていまして、体のラインも見えますし、シンプルイズベストということでこの写真を選びました」と理由を明かすと、「自分で言うのもあれですけど、がたいがいい方なんですが、他のTシャツを着ている時も“線が細めだな”って思われるくらい、意外と着やせするタイプなんですよ(笑)」と明かし笑いを誘った。

ちなみに、肉体美の秘訣について聞かれると、加藤は「役者もやっているので、役によって体型を変えたり維持したりはありますが、基本的に欠かさずやっているのは体幹トレーニングです。あまり筋肉をつけすぎて服のサイズが変わっても、スタイリストさんに怒られてしまうので(笑)」と答え、「あとは食事管理ですね。ラーメン二郎は食べすぎてないです(笑)」と話題の“ジロリアン(ラーメン二郎ファンの呼称)”ぶりについても言及。

来年の目標については「つい先日34歳になったので、来年は30代後半に突入します。考え方や人への接し方、振る舞いなど、表現者としてというより1人の30代後半の男として、自分のポジションをしっかり考えながら行動していきたいと思っています」と発言。「ミュージカル『タイタニック』でものすごい先輩方と共演し、教えていただいたことがたくさんありました。仕事の現場でもだんだん後輩が増えてきて、今度は自分たちがそれを下の世代に残していかなければならいので、受け継いだものをちゃんと下に残せるように、そういう意識も持ちながら生きていきたいです」と真摯に語った。

また、アーティストとしては「全都道府県でライブをやることはまだまだ挑戦中ですし、武道館でライブをやるのも目標に掲げているので、とにかくそこに対してできることを一歩一歩やっていきます」とコメント。今月末に開催されるライブツアー「Kazuki Kato LIVE “GIG” 2018 TOUR〜Ultra Worker〜」の後半戦について、「まだ詳しくは言えないのですが、夏と秋にわけてのツアーということで季節が変わるので、若干のセットリストの変更だったり、お客さんに喜んでもらえるようなことを用意しています。肌寒くなってきましたが、夏よりも熱いライブツアーにしたいです」と意気込んだ。

最後に加藤は「来年から元号が変わるということで、ライブツアーでも『平成最後の夏』と言ったりしていたのですが、じゃあ何が変わるのか? っていうと、そんなに目に見えて変わることって少ないと思うんですよね」と話すと、「でも僕ら表現の世界にいる人たちは、新たな自分を打ち出していくことは常日頃から思っていることなので、 このカレンダーを機に、アーティストとしても役者としても、もっともっと色々な表情を見せていきたいので、期待していただけたら嬉しいです」と思いを述べていた。