24年すれ違った運命の相手と再会…2人が選んだ”その後”は? A24×『パラサイト』のCJ ENMで贈る『パスト ライブス/再会』公開決定

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『パスト ライブス/再会』
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移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりがNYで再会する7日間を描く

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22年)を生み出したA24と『パラサイト 半地下の家族』(19年)配給の韓国のCJ ENMが初の共同製作で贈る注目作『PAST LIVES(原題)』が、『パスト ライブス/再会』の邦題にて公開されることが決定。本作より予告編を紹介する。

・富も名誉もない男同士の友情とアメリカン・ドリーム、ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』

本作は、移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりが24年後、36歳の夏にNYで再会する7日間を描く、大人のラブストーリー。物語は「運命」の意味で使う韓国の言葉“縁(イニョン)”がキーワード。見知らぬ者がすれ違ったときに、袖が偶然触れるのは、前世(PAST LIVES)でふたりの間に“縁”があったから。登場人物たちが感じるいくつもの「もしも…」が、観客一人ひとりの人生における「あの時」の選択に重なり、心の中に存在する“忘れられない恋”の記憶を揺り起こす。

すでに公開を迎えた各国では、共感と絶賛の嵐を巻き起こし、映画レビューサイト・ロッテントマト98%の高評価を獲得(2023年10月2日時点)。賞レースの幕開けを飾るゴッサム賞で見事作品賞を受賞し、先日発表されたゴールデン・グローブ賞では、『オッペンハイマー』『バービー』など名だたる作品と肩を並べ、作品賞(ドラマ部門)・監督賞・脚本賞をはじめ主要5部門へノミネートされた。

さらに、インディペンデント・スピリット賞への5部門ノミネートや、AFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート)2023年映画トップ10、IndieWire誌やHollywood Reporter誌、Rolling Stone誌など複数の海外メディアのベストムービーにも選ばれるなど、下馬評を高めながら、米国アカデミー賞最有力と大きな期待を集めている。

本作で鮮烈な長編映画監督デビューを飾るのは、セリーヌ・ソン。12歳の時に家族と共にカナダへ移住した自身の原体験をもとにオリジナル脚本を執筆した。

主人公・ノラ役には、Netflixシリーズ『ロシアン・ドール』で注目され、声優として『スパイダーマン スパイダーバース』(19年)に参加、アジアンビューティーな魅力を活かしハイブランド・ロエベのモデルも務めるグレタ・リー。幼なじみのヘソン役には、ニューヨークとベルリンで俳優としてのキャリアを重ね、2009年よりソウルを拠点に活躍、『その恋、断固お断りします』(23年)などに出演するユ・テオが抜擢された。夫・アーサー役には、『キャロル』(15年)『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15年)に出演、ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』(20年)で主演を務めるジョン・マガロがキャスティングされ、存在感を放っている。

紹介する予告編は、ニューヨークの公園でノラ(グレタ・リー)とヘソン(ユ・テオ)が24年ぶりに再会するところから始まる。12歳の時にソウルで離れ離れになり、24歳オンラインでつながり、そして36歳になった今、再びめぐり逢う時の流れを映し出す。

ヘソンとの再会を果たしたノラに、夫であるアーサー(ジョン・マガロ)は、「また彼に惹かれている?」と問いかける。「今はあなたと人生を共にしている」と答えるノラ。一方「もし君がソウルを去らなかったら…僕たち付き合ったかな?」「結婚したのかな?」とヘソンが投げかける、彼女が選ばなかった人生の選択肢。

ブルックリンブリッジ、地下鉄、ハドソン川…ニューヨークの様々な景色と、エモーショナルな音楽が彩る、運命の相手との再会の7日間。果たしてふたりが選んだ運命とは——。

また、ポスタービジュアルでは、ノラとヘソンがメリーゴーランドを前に座り、お互いを見つめ合う姿が印象的だ。リラックスした様子のノラと、少し緊張しているようにも見えるヘソン。ニューヨークの摩天楼を背に、24年ぶりに再会したふたりの心情と恋の行方に想像を掻き立てられる。

『パスト ライブス/再会』は2024年4月5日より全国公開。

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