俳優の志尊淳と竹内涼真が10月31日にスペースFS汐留で行われた映画『走れ!T校バスケット部』公開直前!ユニフォーム限定試写会の舞台挨拶に出席した。ハロウィン当日ということもあり、竹内が「これから渋谷に行くのかな? マナーには気をつけてね!」と客席に向かって優しく呼びかける一幕も見られた。
本作は、2007年に刊行後シリーズ化された松崎洋による青春小説を、『今日、恋をはじめます』などの古澤健監督が実写映画化。弱小バスケットボール部の成長を通して、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の思いが描かれる。志尊が転校先の多田野高校で弱小バスケ部に入部する田所陽一役を演じ、竹内は大学バスケット界の人気選手・佐藤準役で友情出演している。
ほかに『仮面ライダーウィザード』の戸塚純貴や『仮面ライダーゴースト』の西銘駿、『天装戦隊ゴセイジャー』の千葉雄大らが出演していることから、志尊は「『T校』はヒーローがいっぱい出ている。5人くらいはいて、ある種ヒーロー映画みたいになってる」と笑顔で他の共演者の名前を挙げた。
また、3ヵ月に及ぶ特訓を受けたバスケット部のキャスト陣による渾身のバスケシーンも見どころとなっているが、竹内は「みんなうまくて、経験者が何人もいるように思えた」と感心しきりだった。
志尊と竹内は『帝一の國』、ソフトバンクCMシリーズに続き、今回で3度目の共演。普段は「じゅんじゅん」「涼くん」と呼び合っているという。俳優として互いの印象を聞かれた竹内は、志尊について「『じゅんじゅん』は、容姿は可愛いけど、男らしいんです。このギャップはずるいと思う。知り合って仲良くなっていくうちに、時々垣間見える(志尊の)男らしさにドキドキする。“ペットのやつ”とか、エロいな〜と思って見てた」と、志尊の出演したドラマ『きみはペット』を挙げて絶賛。「素敵だなって思って、いつも見てる」とコメントした。
一方、志尊は竹内の語った印象に「うれしいな」と相好を崩す。竹内については「初めて会ったときに敬語で話してくれて、丁寧で爽やかな好青年といった印象だった」と振り返る。今では「非の打ちどころがない、みなさんに愛される『涼くん』そのまんまだと思います」と称賛した。
最後に志尊は「この作品は青春時代を思い出せるような、『逃げてもいいんだぞ』『前を向いて仲間とともに上を目指していこう』という映画になっています」とメッセージを伝えた。
『走れ!T校バスケット部』は11月3日より全国公開となる。
(text&photo:福住佐知子)
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