鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が2011年に映画化した『ドラゴン・タトゥーの女』の7年ぶりの続編となる『蜘蛛の巣を払う女』の1分間の予告編が解禁となった。
原作は、全世界で累計9000万部以上の売り上げを記録した、スウェーデンのベストセラー・ミステリー「ミレニアム」シリーズ。前作で監督をつとめたフィンチャーは製作総指揮にまわり、2016年に公開された『ドント・ブリーズ』で躍進を遂げたフェデ・アルバレスが新たに監督として抜てきされた。
出演者も一新され、前作でルーニー・マーラが演じていたリスベット役は、テレビシリーズ『ザ・クラウン』で女王エリザベス2世を演じたクレア・フォイに。ダニエル・クレイグが演じていた、雑誌「ミレニアム」のジャーナリストで、リスベットの恋人であるミカエル役は、映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』でボルグ役を演じたスベリル・グドナソンが演じる。そのほかにも、『ブレードランナー2049』での熱演が記憶に新しいシルヴィア・フークスが、リスベットの双子の姉妹であるカミラ役を熱演している。
背中にドラゴンのタトゥーを入れたリスベット(クレア・フォイ)は、特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカー。人工知能=AIの世界的権威であるバルデル教授から、自身が図らずも開発してしまった核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すことを依頼される。彼女は、恐るべき陰謀を探るうちに、そこに関わる奇妙で不気味な謎の存在に行き当たる。それが、16年前に別れた双子の姉妹カミラ(シルヴィア・フークス)だとわかったとき、リスベットは、カミラの周到に仕組まれた罠に捕らえられたことに気づく。そして同時に、自身の忌まわしい記憶と、葬り去ったはずの残酷な過去に向き合うことになる。
『蜘蛛の巣を払う女』は2019年1月11日より公開となる。
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