『シンデレラ』『美女と野獣』と数々の名作を実写映画化してきたディズニーが、チャイコフスキー作曲のバレエ作品「くるみ割り人形」を実写化した『くるみ割り人形と秘密の王国』。この映画のヨーロッパプレミアが現地時間11月1日(日本時間11月2日)にイギリスで行われ、主人公のクララ役を演じたマッケンジー・フォイをはじめ、シュガー・プラム役のキーラ・ナイトレイら豪華キャストが登場した。
愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララが迷い込んだのは、 <花の国><雪の国><お菓子の国><第4の国>からなる<秘密の王国>だった。プリンセスと呼ばれることに戸惑うクララだったが、やがて、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく。それは、母が遺したメッセージを探す壮大な冒険の始まりだった。
11月2日の公開が翌日に迫る中、物語の舞台となったロンドンで本作がお披露目されるということで、会場には、上映を心待ちにする大勢のファンと世界各国から取材陣が駆けつけた。
クリスマスイブから始まる物語にちなみ、クリスマスツリーも会場に彩りを添える中、ゲストが次々に到着。主演のマッケンジー・フォイが淡いピンクの“ロダルテ”のドレス姿で登場すると、その美しい佇まいに注目が集まった。
さらに、地元ロンドン出身のキーラ・ナイトレイが、本作のイベントに初登場。真っ白で柔らかな印象の“シャネル”のドレス姿で到着すると、会場中に大きな歓声があがり、ナイトレイも満面の笑顔。声援と拍手で会場が埋め尽くされる中、フォイとナイトレイは、集まったマスコミのインタビューに丁寧に応じた。
<お菓子の国>の統治者で、<秘密の王国>に迷い込んだクララを歓迎し、世話をやくシュガー・プラム役のナイトレイは、「おもちゃやお菓子に命が吹き込まれるというアイデアは、小さな頃から大好きでした」と、本作への思いを吐露。「『くるみ割り人形』の物語の素敵なところは、クリスマスの魔法が存在するところ。映画のセットデザインは素晴らしいし、衣装やメイクも華やかだから、映像は本当に美しく、ストーリーも家族そろって楽しめると思うわ!」とアピールすると、共演したフォイについて「彼女は人の目を惹く魅力を持ち、愛らしく、そして努力家なの。私は彼女の大ファンよ!」と絶賛した。
『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日より全国公開となる。
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