大泉洋が現地時間11月3日にニューヨークで行われた『グリンチ』ワールドプレミアで、自身が声を吹き替えたベネディクト・カンバーバッチと“ひねくれ者”同士、初対面をはたした。
・大泉洋&ベネディクト・カンバーバッチ、『グリンチ』プレミアその他の写真
映画『グリンチ』は、絵本作家ドクター・スースによる児童向けの絵本を、『怪盗グルー』シリーズや『ペット』『SING/シング』などで知られるイルミネーション・エンターテインメントが手がけたアニメ作品。偏屈物でクリスマスが大嫌いなグリンチが、クリスマスが大好きな村人たちへの憎さのあまり「村からクリスマスを盗んでやる!」と心に決めて、大計画に乗り出す様子が描かれていく。
会場にはグリーンカーペットが敷き詰められる中、まず姿を現したのは、「ひねくれ者キャラがぴったり!?」という理由で、主人公グリンチの日本語吹替版声優に選ばれた大泉。タキシードに身を包み、この日のプレミアに臨んだ大泉は、以前、会見の際に「カンバーバッチの声に合わせて作られた映像に合わせて声をあてるのがものすごく大変だった」と語っていたが、「実際に会ったら『Nice to meet you』で終わっちゃうかもしれないな……」と、珍しく弱気なコメントも。
かくして、その日はやって来た。プレミア終盤、ついに本家本元のグリンチ役、ベネディクト・カンバーバッチが会場の入り口に現れると、大泉との夢の“ひねくれ者共演”が実現! 大泉はカンバーバッチと会うと「Japanese Grinch!」と名乗り、カンバーバッチも「Fantastic!」と反応。「この役は演じるのが楽しかったんじゃないかい?」と同じグリンチを演じたもの同士で、グリンチの魅力を語り合った。
また、カンバーバッチは映画を楽しみにしている観客に向けて「本作はユーモアとウィットに富んだ心温まるストーリーや、色鮮やかな映像といったイルミネーションならではの魅力が強く形作られた素晴らしい映画に仕上がっているんだ。だから小さな子どもたちや家族のみんなを含め、大勢の人々が劇場に足を運んでくれることを祈っているよ」とのコメントを寄せた。
なお、このプレミアには日本から、日本語吹替版でシンディ・ルー役の声を演じた横溝菜帆も出席。本国版でシンディ・ルーを演じたキャメロン・シーリーとの対面もはたした。
『グリンチ』は12月14日より全国公開となる。
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