「嵐のごとく生きて27歳で死にたい」の言葉に親友は…キム・ダミ&チョン・ソニが“唯一無二の親友”を体現した『ソウルメイト』
チョン・ソニ、キム・ダミとの初対面で”運命的なもの”を感じていた?
ミン・ヨングン監督がメガホンをとり、キム・ダミを主演に迎えた韓国映画『ソウルメイト』より、エモーショナルでノスタルジーな空気漂う場面写真と本編映像を紹介する。
・『梨泰院クラス』キム・ダミ主演で贈る感涙の友情物語! 温かくも切ない絆が心を揺さぶる『ソウルメイト』本予告映像
・[動画]「梨泰院クラス」キム・ダミ&チョン・ソニ、本当の親友のような微笑ましいひととき/映画『ソウルメイト』本編映像
本作は、第93回アカデミー賞国際⻑編映画賞にノミネートされた『少年の君』(19年)のデレク・ツァンによる単独監督デビュー作『ソウルメイト/七月と安生』(16年)の韓国版リメイク。世界各国の映画賞・映画祭を席巻し多くの映画ファンを魅了した話題作が、韓国・済州島を舞台に新たな傑作として生まれ変わった。
ミソとハウンは、小学生からの大親友。絵を描くのが好きな2人は、性格も価値観も育ってきた環境も違うが、大切な存在だった。しかし、ジヌとの出会いが2人の運命を大きく変えていく。
想い合いながらもすれ違い、疎遠になっていた16年目のある日、ハウンはミソに“ある秘密”を残して忽然と姿を消してしまう。思いもよらない壮絶な半生が紐解かれるとき、涙なしでは見られない“2人だけの秘密”が明らかになる──。
ミソを演じるのは、ドラマ『梨泰院クラス』のキム・ダミ。大型新人として頭角を現した映画『The Witch/魔女』(18年)では特殊な力を持つ最強の“魔女”を、『梨泰院クラス』(20年)ではIQ162の天才少女に扮するなど特殊な役を演じることが多かった彼女だが、本作では等身大の女性を好演。表向きは自由奔放で明るく振る舞う一方、複雑な家庭環境で育ち、心の奥底に悲しみを抱える繊細なキャラクターを、高校時代から30代まで巧みに演じ分けている。
両親から愛されて何不自由なく育つも、自分の意志では生きることができない親友・ハウンにはチョン・ソニ。ふたりの関係に深く関わるジヌをピョン・ウソクが演じる。
今回紹介するのは、エモーショナルでノスタルジーな空気が漂う場面写真。共に楽しいひと時を過ごすミソとハウンをはじめ、ハウンの恋人・ジヌ(ピョン・ウソク)を交えた“海デート”、さらに隣同士で絵を描く子ども時代のミソ&ハウンの様子を捉えたものなど、互いへの信頼が滲む数々のカットにはふたりの“⻘春”が散りばめられている。一方、ふたりが手を取り合い見つめ合う別れのシーンや、大人になったミソが葉書を片手に切ない表情で一点を見つめるカットも…。
あわせて紹介するのは、部屋でくつろぐミソとハウンの様子を捉えた本編シーンの一部。映像では、伝説のロックスター、ジャニス・ジョプリンのように「嵐のごとく生きて私も27歳で死にたい」と飄々とした態度で語るミソに対し、「私より先に死んだら許さない」と本気で怒るハウンの様子が映し出されている。微笑ましいふたりの姿からは固い絆を感じさせる一方で、儚い未来を予感させるシーンとなっている。
唯一無二の“ソウルメイト”を見事に演じきったキム・ダミとチョン・ソニ。初共演となる両者だが、ソニはダミとの初対面を「あの人が私のミソだと思った!」と振り返り、運命的なものを感じていたそう。対するダミもカメラが回らないところでも(ソニを)“ハウン”と呼んでいたといい、撮影期間に入る前からふたりで様々な話を重ねていたことを明かしている。
当時の様子についてダミは、「作品の話題というよりも、お互いの話をよくしましたね。ミソとハウンのように仲よくなれば、それが演技に生きると思ったんです。たくさん会って、美味しいものもよく食べていました」と振り返る。
劇中さながらの信頼関係を構築してきたキム・ダミ&チョン・ソニが、“ソウルメイト”を体現しているからこそ、互いを想いあうミソとハウンの姿が心を揺さぶり、大切な誰かとの記憶を蘇らせるような温かくも切ない物語に厚みを与えている。
『ソウルメイト』は2月23日より全国公開。
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