『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作などで知られるピーター・ジャクソンが製作・脚本をつとめる冒険ファンタジー『移動都市/モータル・エンジン』の公開日が2019年3月1日に決定し、その予告編とポスタービジュアルが解禁となった。
・[動画]解禁となった『移動都市/モータル・エンジン』予告編
原作は、イギリスの作家フィリップ・リーヴのSFファンタジー小説・移動都市クロニクル(全4部作)の1作目となる「移動都市」。舞台は、たった60分で文明を荒廃させた最終戦争から数百年後の世界。残された人類は地を這う移動型の都市で暮らすことを選択し、地上は都市同士が捕食しあう弱肉強食の世界へと姿を変えていた。そして、この荒れはてた地は、巨大移動都市ロンドンによって支配されていた。
そのロンドンは、捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続ける。小さな都市と人々は、圧倒的な存在を前に逃げるようにして生きるしかなかった。いつ喰われるかもしれない絶望的な日々の中、その目に激しい怒りを宿した1人の少女が、反撃へと動き出す。
解禁となった予告編は「8歳のとき、母さんが死んだ。彼女は古代技術を愛し、世界中を旅した」という主人公ヘスターのモノローグからスタート。「彼は、よく家に来ていた。あの日、全てが変わった。母さんは何かを見つけた。彼が欲しがっていた何かを」と続き、次いで「逃げてヘスター」と叫ぶ母と、逃げる子ども時代のヘスターが映し出され、「私もきっと殺されてた。でも生きのびた」と大人になったヘスターが子ども時代を振り返る様子が描かれていく。
そうした中、へスタ―は母の復讐と人類の希望を胸にロンドンに潜入。反移動都市同盟のアナ、ロンドンの不都合な真実を知ってしまったトムたちとともに「打倒ロンドン」の大冒険を繰り広げるが、“謎の追跡者”にまで命を狙われることになる。はたして、人と都市を狩るロンドンに隠された秘密とは? そして“謎の追跡者”の正体とは?
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