海の水ぜんぶ抜く…のは無理だけど。海底に隠れた驚きのミステリーに迫る!

#ドキュメンタリー

『 仰天! 海の底まる見え検証』
 Huluのナショナル ジオグラフィックで配信 
(C)ELECTRIC PICTURES
『 仰天! 海の底まる見え検証』
Huluのナショナル ジオグラフィックで配信
(C)ELECTRIC PICTURES

徐々に寒さが増してくると、出不精になりがちだが、そんなときこそ家にいながらにして世界中を旅する気分を味わわせてくれるのが海外のドキュメンタリー&バラエティ番組。そこで、11月14日〜20日のHulu週間ランキングから話題作をピックアップしていきたい。

圏外から1位浮上! 爆人気ドラマがドキュメンタリーランキングにも影響及ぼす

今週の1位は、5週連続でトップを走り続けている『トーキング・デッド』。本作は『ウォーキング・デッド』の放送直後に行われているキャストやスタッフによるトークショーだが、現在は海外ドラマランキングでも『ウォーキング・デッド』の独走状態が続いているため、本シリーズの圧倒的な人気を象徴している。

そんななか、ムビコレが注目する番組は、10位にランクインした『仰天! 海の底まる見え検証』。「もし、海の水を抜くことができたら、歴史に埋もれたミステリーが明らかになるかもしれない」というのをテーマに、ナショナル ジオグラフィックが世界各地の海底に眠るミステリーに迫った注目の番組だ。

詳細なデータと最新技術を使って海底の様子を可視化し、メキシコ湾をはじめ、地中海や太平洋、大西洋といったそれぞれの海に隠されている真実を探し求めていく。3次元CGアニメーションによって見事に海底の世界が再現されており、見たこともない映像を楽しむことができると人気を集めている。現在、日本でも池の水を実際に全部抜いて調査する番組が話題となっているが、普段見ることのできない場所は人々の関心を引くもの。本番組では、ナチスの秘密兵器から財宝の謎など、歴史的な観点から見ても興味深い内容となっている。

そのほか、顔ぶれとしてはほぼ同じ作品が先週と並んでいるが、唯一新たにトップ10入りしているのは、9位の『ミッション・トゥ・ザ・サン』。海外ドキュメンタリー&バラエティ部門では、どの番組も安定した人気を誇っているため、あまり作品が入れ替わらないことが特徴だが、この作品もその仲間入りを果たすことできるのが今後に期待がかかるところだ。(文:志村昌美/ライター)

【Hulu 11月14日〜20日の週間ランキング/海外ドキュメンタリー&バラエティ】
1位『トーキング・デッド』
2位『古代の宇宙人』
3位『アメ車カスタム専門 カウンティング・カーズ』
4位『ライド with ノーマン・リーダス』
5位『メーデー! 番外編:惨劇の全貌』
6位『アメリカお宝鑑定団 ポーン・スターズ』
7位『“ex-エックス”オン・ザ・ビーチ 〜戦慄のバカンス〜』
8位『ジョーディ・ショア 〜ワイルド・ジョーディのニューカッスル・ライフ〜』
9位『ミッション・トゥ・ザ・サン』
10位『仰天! 海の底まる見え検証』