2015年に『ロッキー』シリーズの新章として公開された『クリード チャンプを継ぐ男』。その続編となる『クリード 炎の宿敵』で、『ロッキー4/炎の友情』以来33年ぶりにイワン・ドラゴ役を演じていることも話題のドルフ・ラングレンが、役作りやシルヴェスター・スタローンとの共演について語ったインタビューが到着した。
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本作は、『ロッキー』シリーズでロッキーの親友であったアポロの息子、アドニス・クリードを主人公にした『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。ロッキーの指導もあって世界王者に上り詰めたクリードの前に、『ロッキー4』で父を殺し、“殺人マシーン”と呼ばれたドラゴと、その息子でドラゴから全てを叩き込まれたボクサーのヴィクターが立ちはだかる。全米では11月21日から3441館で封切られ、11月21日〜25日までの5日間で興行収入5580万ドルを記録するなど(※Box Office Mojo調べ)、『ロッキー』史上最高のオープニング成績を飾っている。
実に33年ぶりにドラゴ役を演じたラングレンは、「少し驚いたよ。2年くらい前に、僕はスライ(スタローン)から、『ドラゴとロッキーを再登場させるというアイデアがあるんだ』と聞いた。彼は『父親たちの罪がコンセプトだ』と言っていた。つまり、アドニス・クリードと僕の息子(ヴィクター)が戦うということだった」とオファーを受けた際の心境を述懐。「僕は、またあの役を演じることにそれほど意欲的じゃなかった。なぜなら、『ロッキー4』はとてもパワフルだったし、僕のキャラクターは80年代のままでいるべきだと思ったからだ。でも、脚本を読んだとき、ゆっくりと気持ちが変わったんだ」と続けた。
役作りには、「33年前、彼に何が起きたのか? 彼は何を経験したのか?」とドラゴのバックストーリーを紐解くことから取り組み、さらに自分自身とも重ねたというラングレン。「過去33年にわたる僕自身の人生での葛藤からも持ち込んだ。困難だったことや、結婚、離婚、子どもたちとのこと、僕の肉体的なこと、キャリアの浮き沈みなどからね。肉体的には、もっと疲れ切っていて、もっと弱っているように見せようとした。歯が少し悪くなっていて、髪の毛は白髪になっているとかね」と、役作りの秘密についても明かした。
『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日より全国公開となる。
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